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「大人の戦い」をしたU-17日本代表、U-17W杯優勝争いのライバル・メキシコを1-0撃破!!

ゲキサカ / 2017年7月16日 21時8分

 後半は宮代と中村の2トップが前を向くシーンが増加。前半はなかなか振り切ることができなかったメキシコDFをコンビネーションで崩して福岡や中村が決定打を打ち込む。後半途中から一時激しい風雨となった中で日本は22分、中村に代えてFW斉藤光毅(横浜FCユース)を投入。その直後、中央突破した平川から上月が繋いで菅原が決定的な右足シュートを打ち込むと、25分にも奥野のスルーパスから宮代が右足を振り抜いた。

 そして27分、日本は待望の先制点を奪った。バイタルエリアで前を向いた斉藤が左前方の平川へパス。平川が粘って上月へ繋ぐと、一気に縦へ切れ込んだ上月がエンドラン際まで持ち込んで中央へラストパスを入れる。これをフリーの宮代が右足ダイレクトでゴールへ押し込んだ。

 追う展開となったメキシコは35分に4人を入れ替えるなど選手交代を繰り返しながら反撃したものの、日本は前半以上に隙のない守り。逆に足を攣らせる選手が出て反撃の勢いが減速したメキシコだったが、アディショナルタイム突入後に左サイドを崩して決定機を作り出す。だが、日本は谷がここでビッグセーブ。森山監督が「こっちがミスで与えない。大人の試合ができた。イライラせずに、バランス崩さずに、手堅いゲームをできた」と振り返る内容の試合を見せた日本が1点を守り、勝ち点3を獲得した。

 メキシコはU-17日本代表が「決勝まで7試合を戦う」ことを誓うU-17W杯(10月)で優勝を争うチームの一つになるであろう強敵。お互いにベストに近いメンバー、W杯本番を想定した戦いで勝利することができた。指揮官も評価していたのは0-0の展開で焦れずにボールを動かし続けて相手の足を止め、1点を奪い取ったこと。また奥野や馬場、池高という新戦力候補の活躍にも目を細めていた。そして昨冬のリベンジにも成功。この日の勝利で自信をつけた00年生まれ以降の世代、“00ジャパン”はまたレベルアップして、3か月後、世界で舞う。

(取材・文 吉田太郎)

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