ユース取材ライター陣が推薦する「クラセン注目の11傑」vol.1
ゲキサカ / 2017年7月21日 9時33分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『クラセン注目の11傑』」
ゲキサカでは7月23日に開幕する夏のクラブユース日本一を懸けた戦い、第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の注目プレーヤーを特集。「クラセン注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター各氏に紹介してもらいます。第1回は関西を中心にジュニアから大学生、Jリーグまで精力的に取材する森田将義氏による11人です。
森田将義氏:「同時期に行われるインターハイに比べて、注目されにくい大会ではありますが、実力者がたくさんいる大会で、夏の晴れ舞台を機に日本代表まで駆け上がっていった選手も少なくありません。より多くの選手が持ち味を発揮してくれることを願う中、特に活躍を期待したい選手を今回は選びました」
以下、森田氏が注目する11名
GK大迫敬介(サンフレッチェ広島ユース、3年)
「威風堂々としたセービングで相手の決定機をことごとく防ぐU-18年代ナンバー1GKだが、昨年のクラセンでは2失点を許し、準々決勝敗退に終わった。それだけに、今年にかける意気込みは強く、『年間で一番最初に獲れるタイトル。目標は優勝だけど、まずは上を見過ぎず、グループステージ突破を狙う』と話す。
DF前川智敬(ヴィッセル神戸U-18、3年)
「ライン際を積極的に駆け上がり、クロスからチャンスを生み出す右SB。世代別代表の経験はないが、能力の高さは世代屈指で、『あのサイドバックがいるから、ヴィッセルが強いと言われるくらい頑張りたい』と今年の意気込みを口にする」
DF岡本將成(アルビレックス新潟U-18、2年)
「新潟の守りに欠かせない大型CB。183cmのサイズを活かしたヘディングの強さはもちろん、ボールの落下地点を読む力にも長けており、彼がいるのといないのでは守備の堅さが大きく変わる。群馬、東京での飛躍は、彼のプレーにかかっていると言っても過言ではない」
DF岸田悠佑(ガンバ大阪ユース、3年)
「落ち着いた守備対応が光る左利きのCB。小中と技巧派揃うチームとして知られるディアブロッサ高田FCでプレーしただけあり、足元の技術は高水準。最終ラインからの持ち運びと組み立てで攻撃のスタート地点として機能する」
DF桑原海人(アビスパ福岡U-18、2年)
「『自分の特徴だと思っている』と口にするように、スピードを活かした攻撃参加が目を惹く左SB。これまでは最後尾からアグレッシブにオーバーラップを繰り返し、チャンスを作ってきたが、今季は有り余る攻撃性能を活かすため、左サイドハーフとして出場機会を重ねる」
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