U-20代表最年少の18歳…MF伊藤洋輝「数字を残さないと生き残れない」
ゲキサカ / 2017年7月22日 3時16分
[7.21 AFC U-23選手権予選 U-20日本 2-0 U-22カンボジア]
99年5月12日生まれの18歳はチーム最年少。しかし、U-20日本代表MF伊藤洋輝(磐田U-18)は中盤の底から前後左右に動き回り、攻守に働いて存在感を示した。
1万5000人を超える観衆が集まった“完全アウェー”のカンボジア戦。「ちょっとしたプレーでも相当盛りあがった」と大歓声が後押しするホームチームの勢いにのまれかける場面もあったが、「内山(篤)監督から気にするなと言われていたし、とにかくゴールだけをやらせなければいいと意識していた」と粘り強く対応して主導権を握らせることはなかった。
しかし、日本にも得点が生まれない。前半35分にはドリブルで運んだ伊藤が強烈なミドルシュートでゴールを脅かしたものの、相手GKに弾き出されてしまう。初戦フィリピン戦では「初めて」ダイビングヘッドでゴールを奪い、「一つゴールの形が増えた」。そして「ゴールを求めている」と語ったようにゴールへの意欲は強い。後半はその姿勢をプレーで示し、幾度となく前線に飛び出して攻撃に厚みを加え、後半24分には左サイドを突破してFW小松蓮(産業能率大)の決定機を演出したものの、「数字を残さないと生き残っていけない」とノーゴール、ノーアシストに悔しさを滲ませた。
「ゴールを求めている中で自分の特長のミドルシュートも打てたけど、数を増やさないといけないし、決め切るところまでやっていかないといけないと思う」
5月のU-20W杯では惜しくもメンバー入りを逃したが、18歳の若武者には次回大会の出場資格があり、本人もそこを意識する。「今回のU-20W杯でメンバーを外れたことは悔しかったけど、落ち込んでも仕方ない。次のU-20W杯、そして東京五輪に絡んでいくためにも、一日一日を無駄にしないように練習していきたい」とさらなる成長を誓った。
(取材・文 折戸岳彦)
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