[NB CHAMPIONSHIP U-13]「個の部分で去年よりもインパクトを」。前回王者・FC LAVIDAがソレッソ熊本との好勝負を3-0勝利
ゲキサカ / 2017年7月23日 0時48分
逆にLAVIDAは後半9分、荒井がPAへ割って入って出した折り返しを交代出場のMF小熊流聖が1タッチでゴールへ押し込んで先制。ソレッソ熊本も12分にカウンターからチャンスをつくり、左クロスのこぼれ球をMF松岡響祈が頭でゴールを狙う。シュートはGK不在のゴールを捉えたが、LAVIDAの左SB津久井佳祐が頭でスーパークリア。ピンチを凌いだLAVIDAは18分、相手の連係ミスを突いた武村がインターセプトから右足シュートを決めて2-0とした。
そして試合終了間際には荒井がDF2人の間を破り、最後はこぼれ球を拾った荒井のラストパスを交代出場のMF平嵩矢が決めて3-0で勝利した。LAVIDAは例年通りに個々の突破を磨き上げると同時に、受け手が鋭く動きながらボールを引き出す部分も強化するなど、より攻撃力が増すような取り組み。この日はその点が上手く噛み合わず、また技術力高いソレッソ熊本に苦戦したが、佐藤が「後半、コーチのアドバイスもあって落ち着いてプレーできるようになった。個人個人のできなかったところを指摘されて直していきました」と振り返ったように、修正を加えながら、強力攻撃陣が攻め続けて3ゴールをもぎ取った。
目標は連覇。荒井は「今年もみんなで優勝して、来年入ってくる中1の子達もこの大会に来れるようにしたいです」。この後続くJアカデミー勢などとの戦いを制して今年も内容、結果でインパクトを残すか。高校サッカーの強豪、昌平高(埼玉)の系列組織に当たる新鋭街クラブ、LAVIDAの進撃がどこまで続くのか、注目だ。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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