悔やむキャプテン、MF坂井大将「あそこで取っておかないと…」
ゲキサカ / 2017年7月24日 8時23分
[7.23 AFC U-23選手権予選第3戦 U-20日本 1-2 U-22中国]
前半のシュートは0本。攻撃の形をまったくと言っていいほど作れなかった。思うように試合を進められなかったU-20日本代表は前半40分と同アディショナルタイムに中国にネットを揺らされ、前半だけで2点のビハインドを背負ってしまう苦しい展開に陥った。
右サイドハーフの位置で先発出場したキャプテンのMF坂井大将(大分)は、「2トップと中盤の距離感があまり良くなくて、停滞する時間が長かった」と振り返る。対戦相手の中国は4-1-4-1のシステムを採用しているだけでなく、インサイドハーフの2人はボランチのMF市丸瑞希(G大阪)とMF原輝綺(新潟)をケアしようと距離を詰めてくるため、相手アンカーの周囲にはスペースが生まれていた。しかし、そのスペースを有効利用できず、効果的な攻撃へとつなげられなかった。
「前半を0-0で耐えれば後半は相手がバテると思っていた」と相手にも決定機を許さなかったものの、前半終盤に立て続けに失点を喫して2点のリードを奪われた。「何とかゼロに抑えたかったけど失点していまい、苦しい状況で後半を迎えることになってしまった」と悔しさを滲ませる。
後半に入って「サイドを起点にして、斜めに動いてボールを受けられていた」と敵陣深くまでボールを運ぶ回数を増やし、同9分にはMF遠藤渓太(横浜FM)の得点で1点差に詰め寄る。勢いに乗ったチームは立て続けにゴールに迫る場面を創出したが、「1点取った勢いのときに、追加点を取れるチャンスはあった。あそこで取っておかないと…」と振り返ったように追加点は生まれず。中国に逃げ切りを許して1-2で敗れてしまった。
「『あれを決めていれば』という試合がこれまでにも多々あった。そういう試合は本当になくしていかないといけない。(U-20W杯決勝トーナメント1回戦の)ベネズエラのときみたいにCKだけで泣く試合があってはいけない。冷静に皆がやれれば良かった」
引き分け以上でグループ首位を決め、AFC U-23選手権出場を確定させられた試合で痛恨の敗戦に声を落とした。
(取材・文 折戸岳彦)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
“ロス五輪世代”U-19日本代表がU20アジア杯予選へ最終調整! 流通経済大と練習試合、船越監督は手応え語る
ゲキサカ / 2024年9月19日 22時25分
-
「あそこまでの試合展開にできたのに…」今夏加入も残留への思いは熱く、鳥栖MF久保藤次郎が流した涙
ゲキサカ / 2024年9月14日 14時7分
-
「国際ユースサッカーin新潟」初戦で初代表組8人先発!U-17日本代表がFW前田、MF長、MF田中のゴールでペルーに3-0で快勝!
ゲキサカ / 2024年9月13日 10時59分
-
「ゼロで乗り切ったことが勝因」GK入江ら奮闘、筑波大が早稲田大の攻勢に苦しみながらも内野航太郎のゴールで3年ぶり4強入り
ゲキサカ / 2024年9月11日 11時36分
-
12発連勝”攻撃的3バック”にも改善点見つめる三笘薫「今日の相手だからできたところもある」
ゲキサカ / 2024年9月11日 6時42分
ランキング
-
1大谷も遥か及ばぬ…ジャッジとの衝撃の差「信じられない」 82年ぶり記録に米ファン驚愕
Full-Count / 2024年9月19日 14時1分
-
2【巨人】阿部監督が長嶋茂雄終身名誉監督の激励明かす「まだまだこれからだぞ」
東スポWEB / 2024年9月19日 22時58分
-
3大谷翔平が大暴れ!球団最多タイ49号で「49-51」本塁打もついに王手「MVP」コール鳴り止まず
スポニチアネックス / 2024年9月20日 7時29分
-
4大谷翔平、メジャー史上初の50-50!…九回に51号
読売新聞 / 2024年9月20日 8時34分
-
5大谷翔平、自身初の3打席連発 50-50達成直後に快音…6安打&自己最多10打点の大暴れ
Full-Count / 2024年9月20日 8時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください