ユース取材ライター陣が推薦する総体注目の11傑vol.1
ゲキサカ / 2017年7月26日 21時22分
MF江口隆史(明徳義塾高3年)
「183cmの長身に左右両足から繰り出すパスセンスを備えた要注目のボランチ。主将を託された今季は課題だった活動量にも改善が見られ、飛躍を遂げる可能性は十分。『全国に出ただけでは意味がない。全国でも勝てるように頑張りたい』と初戦で当たる東福岡の撃破を狙う」
MF篠永雄大(京都橘高2年)
「空間認知能力の高さを活かしたボール奪取とパスセンスの高さが光るボランチ。2年目を迎えた今季は主軸の一人として期待されており、『大事な所で点を決めたり、梅津(凌岳)クンと一緒にパスで試合を支配してチームに貢献したい』と活躍を誓う」
MF石原利玖(東福岡高2年)
「50m6秒ジャストの快足を活かし、サイドから見せ場を作るアタッカー。中学時代は無名の存在だったが、インターハイ予選からAチームに抜擢されると他を圧倒するスピードで好機を作り、主力に定着。初の全国でその名を轟かせることができるか注目だ」
MF南出紫音(三重高3年)
「高い技術力を活かしたドリブルと裏への飛び出しでチャンスを作るMF。『先輩についていくだけだった昨年と違い、チームを引っ張らないといけない』と意気込む今年は、ピッチで他との違いを見せている。全国では、『力が出せなかった』と昨年のリベンジを果たし、プロ入りを狙う」
MF山口直也(広島観音高3年)
「緩急をつけたドリブルが持ち味のアタッカーで、早生まれとして挑んだ昨年の岩手国体では日本一と得点王を獲得。主将の座を託された今季は、攻撃の要として期待されており、試合状況に応じて左右中央とポジションを変えながら、タメとチャンスを生み出す」
FW高木慎也(四国学院大香川西高3年)
「兄・彰人(G大阪)は力強い突破が持ち味だが、弟の慎也は巧みなボールコントロールとスピードが売り。これまでは、持ち味を結果に結び付けられない印象が強かったが、『今年は勝負の年。FWは点を獲らないと評価されない』と話すようにゴールへのどん欲さが増し、覚醒の予感が漂う」
執筆者紹介:森田将義(もりた・まさよし)
1985年、京都府生まれ。路頭に迷っていたころに放送作家事務所の社長に拾われ、10代の頃から在阪テレビ局で構成作家、リサーチとして活動を始める。その後、2年間のサラリーマン生活を経て、2012年から本格的にサッカーライターへと転向。主にジュニアから大学までの育成年代を取材する。ゲキサカの他、エル・ゴラッソ、サッカーダイジェストなどに寄稿している。●【特設】高校総体2017
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