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町田ユースがGL最終戦でグループ2位浮上、初のラウンド16進出!

ゲキサカ / 2017年7月26日 19時36分

 先制点に絡み、3点目を挙げた鈴木直は「まず勝たないと上がれない状況だったので、積極的に背後を狙ったり、前からプレスをかけたりすることを考えていたので、最初に2点を取れたのは大きかった。後半も他会場の結果は教えてもらえなかったので、攻めるだけでした。自分が得点取れたことは嬉しかったし、結果が付いて来たのは良かった。ベンチの後ろでスタッフが確認しているのは分かったけど、教えてくれなくて、試合に出ているときも、ベンチに下がってからもずっと気になっていた」とひとしきり喜んだ後に安堵感を漂わせた。

 町田ユースは、U-17日本代表を経験している2年生FW橋村龍ジョセフが22日にJ2第24節の岐阜戦でベンチ入りを果たすなどトップチームに帯同したままで、今大会は不参加。正GK黒田裕士も第2戦で負傷交代を余儀なくされて戦力ダウンを強いられたが、チームの底力で初のラウンド16進出を勝ち取った。

 途中出場したDF日野雄介は「それほど可能性が大きくないけど、全員で頑張っていこうと話していた。ベンチ外を含めて一つになって、チーム全員の力が突破につながったと思う。2年前は(町田ユースにとって)初めての全国大会で、出るだけでもすごいという感覚だったけど、今回は絶対に突破したいと思っていたので、すごく嬉しい」と一体感を強調した。

 町田は2年ぶり2度目の全国大会挑戦。ラウンド16進出は大きな一歩だ。1年次にも出場した右ウイングバックの須藤友介は「2年前の成績を超えられたことが、まず嬉しい。勝てたことで(決勝トーナメントを)経験したメンバーがあと2年はチームに残る。自分たちが残せたということが嬉しい。ここからは、挑戦。1つでも上に行きたい」と再挑戦が実った価値と喜びを噛み締めながら、翌日の試合に視線を向けた。町田ユースは、27日に行われるラウンド16で、横浜FMユースと対戦する。

(取材・文 平野貴也)●第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会特集ページ

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