上手くて、戦う選手へ変わった「今年の品田」が先制FK。FC東京U-18がビッグカード制して8強入り
ゲキサカ / 2017年7月27日 19時7分
「今年になってからの彼は、ずっとこんな感じになってきている。センスにプラスアルファして泥臭さを出せるようになってきた」と佐藤監督も、その成長に目を細めるほど。実は、あるFC東京の関係者はピッチコンディションを考えて佐藤監督は品田を先発から外し、泥臭く戦える小林真鷹を起用するのではないかと予想していた。だが、その起用は行われなかった。指揮官の「今年の品田」に対する信頼がいかに濃いものかを示す一事だろう。
この1点で勢いを得たFC東京は、35分にもピッチ状態を思うと信じられないような電撃的なパスワークからC大阪守備陣を攻略。最後は「この1か月でさらに良くなっている」(佐藤監督)FW原大智が粘り強く押し込んで、2-0とリードを広げてみせた。
ハーフタイムを挟んだ後半からはC大阪の猛攻が始まることとなったが、ここはDF篠原新汰、長谷川光基らが体を張った防衛戦を展開。25分にC大阪のU-18日本代表MF中島元彦にこじ開けるようなゴールを決められて1点差に迫られ、その後も連続的なクロスボールとロングボールを蹴り、そのセカンドボールを回収し続けるC大阪のタフなサッカーに追い詰められていったが、何とか水際で耐え切った。
「手に汗握る、いいゲームができた」(佐藤監督)
強さ、上手さ、泥臭さを兼ね備えた若き青赤軍団は、粘り強く戦うC大阪の猛追を振り切って準々決勝進出。連覇に向かう大きな関門の一つをくぐり抜けた。
(取材・文 川端暁彦)▼関連リンク
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