今年は「絶対に勝てる」「勝たせる」。長崎総科大附のU-19代表FW安藤が重圧も力にゴール、日本一目指す
ゲキサカ / 2017年7月28日 21時58分
夏の高校サッカー日本一を争う、平成29年度全国高校総体 「はばたけ世界へ 南東北総体2017」サッカー競技(宮城)の開会式が28日、宮城県宮城郡松島町の松島町文化観光交流館で開催された。参加55校の代表選手たちが出席。前回大会優勝の市立船橋高(千葉2)から返還された優勝旗獲得を目指して、各都道府県の代表校が29日の1回戦から熱戦を繰り広げる。
真夏の連戦へ向けた体調面を考慮してか、多くの高校は主力組ではなく、サブ組の選手が各校2名の開会式に参加していた。その中で、長崎総合科学大附高(長崎)はMF田中純平主将とU-19日本代表FW安藤瑞季(ともに3年)が開会式に出席。他の登録メンバーたちも開会式会場を訪れ、大会の雰囲気を体感していた。
今年、U-18、U-19日本代表、日本高校選抜、そしてU-20日本代表候補にも選出されている安藤は、今大会最注目のストライカーだ。安藤は「色々なところからスカウトが来ると思うんですけど、自分は同学年の選手には負けたくないですし、点を取るというところで周りの選手と違うぞ、オレは点取れるぞというところを示したいです。インターハイは将来の変わる大事な大会だと思うので、得点にこだわること、チームとして優勝することが目標です」と力を込めた。
注目ストライカーは感謝の気持ちを忘れずに大会を戦う。今回のインターハイサッカー競技は、11年の東日本大震災からの復興を目指している宮城県で開催。震災の影響によって、サッカーがやりたくても、できなかった選手もいるという話も聞いた。
開会式では地元高校生代表、仙台一高サッカー部の鶴岡響主将が「少しでもサッカーに夢中になって取り組み、仲間とともに頂点を目指せること、そして、この姿に感動できることの幸せをここ宮城の地で感じて頂けたら幸いです」と歓迎のことばでメッセージ。そして、大会役員たちの「支えられていることへの感謝」「一生懸命に」という挨拶を聞きながら、多くの人に支えられていること、一生懸命プレーすることの大切さを改めて実感していた。
安藤は「自分が今サッカーできているのも、色々な人の支えだったり、(監督の)小嶺先生の支えだったり、家族の支えがあってからこそだと思うので、そこは感謝して、毎日サッカーをさせてもらっている。全国大会で勝って、優勝することで恩返しになると思うので、一戦一戦、戦い抜きたいです」。持ち味の前へ、前へのプレーで見る人たちを勇気づけ、勝利とゴールで支えてくれた人たちへ恩返しすることを誓う。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
[総体]野洲が2回戦で敗退…昨年度選手権準V・近江らは3回戦から登場:滋賀
ゲキサカ / 2024年5月19日 15時43分
-
ユース取材ライター、森田将義記者が選ぶ「インハイ予選注目11傑」(北海道・東北編)
ゲキサカ / 2024年5月18日 18時47分
-
ユース取材ライター、森田将義記者が選ぶ「インハイ予選注目11傑」(関東編)
ゲキサカ / 2024年5月18日 16時41分
-
U-17女子アジア杯、多士済々のリトルなでしこがW杯出場権に王手 北川信行の蹴球ノート
産経ニュース / 2024年5月14日 11時0分
-
[球蹴男児U-16]インハイ予選で2戦連発。FW中村総二郎は筑紫台を「勝たせて全国まで連れていく」
ゲキサカ / 2024年5月4日 0時22分
ランキング
-
1レーバークーゼンが歴史的快挙!ドイツ1部史上初シーズン無敗優勝達成 クラブ初の“欧州3冠”へ弾み
スポニチアネックス / 2024年5月19日 0時28分
-
2宮田笙子、NHK杯13年ぶり3連覇で初五輪切符 岸里奈、岡村真、中村遥香が五輪代表決定
スポーツ報知 / 2024年5月18日 16時12分
-
3巨人・坂本勇人「いい感じで打てました」 “ミスター超え”187度目猛打賞
スポニチアネックス / 2024年5月18日 19時32分
-
4大谷翔平、メジャー8冠→5冠に後退 4の0で2試合ぶり無安打…リーグでは7冠
Full-Count / 2024年5月19日 12時38分
-
51014億円男・大谷翔平が生んだ“今季最高”の光景 米国でも話題沸騰「大金が支払われた理由」
THE ANSWER / 2024年5月18日 19時33分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください