[MOM2160]長崎総合科学大附MF荒木駿太(3年)_「瑞季だけじゃない」実力派のフィニッシャーが2発!
ゲキサカ / 2017年7月29日 21時56分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.29 総体1回戦 徳島市立高 0-3 長崎総合科学大附高 松島フットボールセンターピッチ2]
U-19日本代表の注目エース、FW安藤瑞季(3年)にライバル心を燃やすフィニッシャーが2得点を叩き出した。長崎総合科学大附高は前半8分、右CKのこぼれ球を「(雨なので) 低く強いシュートを打つことを狙いました」というMF荒木駿太(3年)が右足シュートをゴールへ突き刺して先制する。
さらに荒木は28分、右サイドの安藤からのパスを受けると、切り返しから右足のコントロールショットを見事にゴール右隅へ沈めて2得点目を記録した。「GKが出てきて最初ループしようとしたんですけど、DFが3人くらいゴールカバーに入ったので切り返しに変えて、得意の右足で逆サイドを狙いました」。雨の中で正確な技術を発揮した荒木は後半にも左クロスで3点目のゴールの起点となり、全3得点に絡む活躍を見せた。
「初戦は緊張するし、勝たないと乗れないので、自分のゴールで勝てたことは自信になりました」という荒木は3得点に絡んだシーンだけでなく、相手DFを振り切っての抜け出しやラストパスなどでチャンスメークし続けた。安藤に注目が集まるが、「(安藤)瑞季も騒がれているので、瑞季だけじゃないということを示したい」というもう一人の注目アタッカーが、この日は主役級の活躍。抜群の得点力をスカウトや関係者たちにアピールした。
日本一という目標を達成すると同時に、安藤を抑えて、大会得点王を獲得したいという思いも「それは、あります」と言い切る。同じく得点王を目標に掲げる安藤も「チームの中で荒木駿太っていうゴールゲッターがいるので、アイツに負けないように頑張りたい」と語っていた。
ただし、それぞれ自分が、自分が、になっている訳ではなく、充実の協力関係。この日、荒木は安藤のアシストで2点目を決めた一方、後半にはお返しとばかりに安藤のチャンスを演出するなど、互いが協力して勝利を目指しながら、ゴール数で競い合っている。「自分は得点とかはこだわっていきたいけれどチームが勝つことにこだわっていきたい」と荒木。ライバルと競り合いながら、チームのために毎試合貴重なゴールを決めて、一つでも多くの白星を勝ち取る。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017
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