齋藤学、痛恨PK失敗で今季初ゴールならず…横浜FMは粘る清水とドロー決着
ゲキサカ / 2017年7月29日 20時59分
[7.29 J1第19節 横浜FM 2-2 清水 日産ス]
横浜F・マリノスと清水エスパルスの一戦は、2-2で引き分けに終わった。これで横浜FMは9試合負けなし(6勝3分)。清水は今季2度目の2連勝とはならなかった。
試合は前半17分に動いた。横浜FMは自陣からカウンターを仕掛け、MFマルティノスがドリブルで一気に持ち上がる。そのままPA内に侵入し、ボディフェイントで相手DFに飛び込ませず、左足を振り抜く。これがゴール左に突き刺さり、横浜FMが先手を取った。
だが、ここまであまりチャンスを作れなかった清水がすぐさま同点に追いつく。前半23分、MF枝村匠馬の右CKからFW長谷川悠が打点の高いヘディングシュートを決め、試合を振り出しに戻す。39分には、長谷川のポストプレーからDF鎌田翔雅が右足ミドルシュートを放つが、クロスバーを上を越えていき、逆転とはならなかった。
横浜FMは前半42分、左サイドからDF松原健が正確なクロスを供給。ゴール前に走り込んだMF天野純が鮮やかな左足ボレーで合わせ、2-1と勝ち越しに成功する。さらにアディショナルタイム1分、MF齋藤学が自ら獲得したPKをゴール左に蹴り込む。突き放す絶好のチャンスだったが、GK六反勇治に止められ、齋藤は今季リーグ戦初ゴールを逃した。
突き放したい横浜FMは後半14分に齋藤、19分にはFW富樫敬真がシュートを放つが、決めきれないでいると、徐々に清水に流れが傾く。21分には、高い位置でボールを奪い、FW鄭大世がPA手前から右足一閃。弧を描くようなシュートがゴール右に飛んだが、クロスバーを叩いた。
それでも清水は後半25分、左サイドで仕掛けたDF松原后がMFミッチェル・デュークとのワンツーでPA左深くに侵入し、中央に折り返す。これをニアの鄭大世が難しい体勢だったがうまく合わせ、清水が再び同点に追いつく。38分には、左サイドから松原が上げたクロスはGK飯倉大樹のパンチングに阻まれたが、こぼれ球をMF村田和哉が右足狙うが枠を捉えることができなかった。
終盤も鄭大世が鋭いミドルシュートを放つなど、清水が攻め込んだが逆転ゴールは生まれず、2-2のままタイムアップ。勝ち点1を分け合う結果に終わった。
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