強さ本物!磐田、今季最多5発で13年ぶり6連勝!!打ち合い敗れた川崎Fはホーム初黒星
ゲキサカ / 2017年7月30日 6時29分
[7.29 J1第19節 川崎2-5磐田 等々力]
J1リーグは29日、第19節を行い、ジュビロ磐田は敵地で川崎フロンターレと対戦し、5-2で勝利した。磐田は2004年以来、13シーズンぶりとなる6連勝。川崎Fの連勝は3でストップし、今季ホーム初黒星を喫した。
試合はいきなり動いた。前半8分、MFアダイウトンがハイプレスから高い位置でボールを奪ってMF中村俊輔につなぎ、俊輔がダイレクトでスルーパス。ゴールに背を向けたFW川又堅碁がヒールでそらすと、エリア内に走り込んだMF川辺駿が右足シュートを突き刺した。
しかし、その4分後に川崎Fがすぐさま試合を振り出しに戻す。前半12分、MF中村憲剛が右足で左CKを蹴り上げ、ファーサイドのDFエドゥアルドが高い打点から強烈ヘッド。GKカミンスキーがかき出したこぼれ球に詰めたMFエドゥアルド・ネットが冷静に左足で押し込んだ。
試合は打ち合いの様相を呈し、磐田は前半24分、俊輔が左足で高精度の左CKを供給。後方から走り込んだDF櫻内渚がヘッドで叩き込み、勝ち越しに成功した。反撃に出る川崎は30分、右CKに飛び込んだファーサイドのDFエウシーニョがダイビングヘッド。こぼれ球をDF谷口彰悟が左足で詰めたがシュートは右ポストを直撃し、同点弾とはならなかった。
2-1で折り返した後半もゴールラッシュは止まらない。同10分、磐田はカウンターから川辺がドリブルで長距離を駆け上がり、そのままエリア内に進入。GKの股間を抜く右足シュートを突き刺し、2点差にリードを広げた。
磐田の勢いは止まらず、後半14分、高い位置で相手のパスをカットした川又がPA手前から左足ミドル。シュートは相手DFにブロックされたが、こぼれ球に反応したアダイウトンがダイレクトで左足ミドルを叩き込み、4-1。2分後の後半16分にもアダイウトンのラストパスから川又が左足でダメ押しゴールを叩き込み、勝利を決定づけた。
意地を見せる川崎Fは何度もチャンスを創出するが、決定的なシュートはポストやクロスバーに嫌われてしまう。後半37分、クリアボールのこぼれ球をFW森本貴幸が右足で押し込んで1点を返したが、反撃もここまで。打ち合いを制した磐田が5-2で勝利し、破竹の6連勝を飾った。
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