[MOM2164]丸岡DF西野太貴(3年)_学業、サッカー厳しく追求する“丸岡のドゥンガ”
ゲキサカ / 2017年7月30日 8時46分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.29 総体1回戦 丸岡高 0-0(PK4-3)秋田商高 松島運動公園多目的運動広場]
丸岡高の小阪康弘監督は、キャプテンマークを巻いた背番号10のCBについて「アイツがいるかいないかで全然違う。ウチの“ドゥンガ”。みんな彼には一目置いています」と説明する。
“丸岡のドゥンガ” DF西野太貴主将(3年)は抜群のディフェンス力とリーダーシップを備えたリーダーだ。この日は秋田商高の縦への速攻やロングスロー、FKに対して的確な対応。「自分はカバーするのが得意なので、危険なところを読んでカバーすることを徹底してやっていました」というDFは、相手よりも一段階速いような出足、カバーリングで秋田商の攻撃を跳ね返していた。
そして、チームがどのような状況か確認して声がけ。「我慢比べということは前から言っていたので、どちらが最後まで走りきれるかというところで最後まで走りきれて、ゼロで抑えきれたことが大きかったですね」と振り返った西野は0-0で突入したPK戦で5人目に登場し、重圧のかかるシュートを決めて勝利に貢献した。
彼の厳しさがチームを変えた。「去年負けてから、厳しさが足りなかったという印象があって、今年自分がキャプテンになって厳しさをまずプレーで見せて戦えるチームにしようと思いました」。トレーニングから小さなことに妥協することなく、厳しさを求めて追求してきた。それによってピッチに立つ各選手の最後の一歩が伸び、球際の厳しさが増したと感じている。それがこの日も大きな勝因となった。
西野は学業でも学年1位を取るほどの秀才。敦賀市から丸岡まで1時間半から2時間かけて通学し、その時間は勉強に充てているのだという。そし夜9時頃から11時まで駅の自習できるスペースで勉強する毎日。「2時間くらい勉強をやってから帰る。そこも覚悟の上で学校を選んだので」という西野はサッカーも、学業も全力で追求していく。
国立大学進学を考えているという西野が本格的にサッカーをするのは高校までの予定。だからこそ、「全国に出て活躍したいという思いがあったので、全国に出たいと思ってこの丸岡に来たので、インターハイで勝つということと、選手権でも勝つという気持ちでやっています。(見てもらいたい部分は) カバーリングと対人の強さと声掛けですね」という西野が自身初となる夏の全国大会でまだまだ活躍して、集大成の冬に繋げる。
(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017
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