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FW井澤&MF関根がゴール!浦和ユースが快進撃の山形ユースに完封勝利、14年ぶりの決勝進出

ゲキサカ / 2017年7月31日 18時50分

 交代ないままに迎えた後半だったが、後半6分に山形が二枚目のカードを切る。仲嶋に代わり、MF大友千裕を投入。同9分に浦和は最初の交代。DF大西翔也に代え、DF北村龍馬を送る。山形は2列目右サイドに入った大友が奮闘。後半12分には決定機を迎えるがGK河畑の好セーブに阻まれる。ここで得た右CKを川俣が入れ、PA手前左で大友が拾って横パス。加藤のミドルは枠外だった。

 対する浦和は後半15分、シマブクがPA左へドリブル突破し、ファーサイドへクロスを入れる。荻原が右足ボレーで豪快に狙うがクロスバー上方へ大きく外れた。同21分にはカウンターで左サイドへ抜けた井澤がPA手前で倒される。このプレーで山形DF五十嵐英敏は警告を受けた。左サイドからシマブクが入れたFKは、GK高山に弾かれたがセカンドボールを浦和が押し込む。守護神が前へ出ている間にDF大城蛍らが押し込もうとするもDF佐藤岳らにカットされた。

 山形は後半19分に齋藤に代わり、DF石崎裕己。同27分に石井に代えて、FW小笠原楓真を投入。浦和は同29分にFW長倉幹樹をMF立川将吾、同34分にはMF佐藤陸人をMF白土大貴に代えた。

 その後も浦和はシマブクや井澤を中心に果敢に仕掛け、最後まで攻撃の手を緩めない。アディショナルタイム3分には荻原がドリブルで駆け上がり、自らシュートまで持ち込んだがGK高山に止められた。同アディショナルタイム4分には荻原に代わり、MF関根束真を送る。

 すると直後のアディショナルタイム5分、関根がファーストタッチでゴール。カウンターから右サイドへ抜けたシマブクがドリブルで上がり、距離ある位置でGKと一対一。しっかりと引き付けての横パスを最後は関根が決め、2-0と差を広げた。直後にDF池高暢希に代わり、DF関大夢を入れる。

 試合はそのまま終了。主将のDF橋岡大樹を中心にグループリーグ第3節・神戸U-18戦以来の完封を果たした浦和が2-0で山形に勝利。14年ぶりの決勝進出を果たし、優勝へ王手をかけた。

【準決勝】(7月31日)
[味の素フィールド西が丘]
浦和レッズユース 2-0 モンテディオ山形ユース
[浦]井澤春輝(17分)、関根束真(90分+5)

川崎フロンターレU-18 19:00 FC東京U-18

【決勝】(8月2日)
[味の素フィールド西が丘]
浦和レッズユース 18:00 川崎F U-18vsFC東京U-18の勝者

(取材・文 片岡涼)●第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会特集ページ

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