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「チームが辛い時に走る」MF小屋原が日大藤沢を8強へ導く先制弾

ゲキサカ / 2017年8月1日 16時39分

後半27分、日大藤沢高MF小屋原尚希が決勝ゴール

[7.31 総体3回戦 日大藤沢高 2-0 帝京三高 みやぎ生協めぐみ野サッカー場Bグラウンド]

 真夏の3連戦3試合目。殊勲の背番号7は「頭に身体がついて来ないという、疲れがやっぱりありました」と振り返る。それでも、自分の役割を貫き、必死に走り続けた。

「帝京第三は蹴ってくると聞いていたので、そのセカンドボールを拾われないようにということと、2列目からの飛び出しとか辛い時に自分の走りで攻守にカバーすることは特に後半は意識していました」

 0-0の後半27分、走り続けたMFが待望の先制ゴールを決めた。日大藤沢高は左スローインからFW柏木純(3年)がPA中央のFW三田野慧(3年)へパスを入れる。DFを背負ってコントロールした三田野はバイシクルシュートへ持ち込むような仕草を見せたが、わずかにこぼれたボールを次の瞬間、180cmの長身MF小屋原尚希(3年)が右足ボレーで撃ち抜いた。

 弾丸ライナーの一撃がDF間を抜けてゴール右隅へ突き刺さった。後半終了8分前に決まった1点に日大藤沢イレブンが歓喜を爆発。ボランチの位置からゴール前までサポートし、見事な先制ゴールを決めた小屋原も「気持ちがずっと前に出ていたのであそこに転がってくれたのかなと思いますし、自分は右足を振り抜くだけでした。あの一発は凄く嬉しかったですね」と素直に喜んでいた。

 これでベスト8進出。「凄いいい状態ですね。途中から出た選手が決めてくれるので」とチームの雰囲気の良さも感じている。この流れに乗って、4強、そして決勝へ。小屋原は「一戦一戦、次の旭川実もしっかり勝って優勝目指していきたいと思います」。貴重な一撃で8強入りへ導いたMFが準々決勝でも、チームが辛い時に走って、戦って、支えて見せる。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017

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