久保建英が鮮やか先制点!!小林幹がダメ押しPK!FC東京U-18が2連覇達成
ゲキサカ / 2017年8月2日 22時1分
[8.2 第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会・決勝 浦和ユース 0-2 FC東京U-18 味フィ西]
第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会の決勝が2日に味の素フィールド西が丘で行われ、前回王者のFC東京U-18(関東1)が浦和レッズユース(関東3)に2-0で勝利し、2連覇を飾った。FW久保建英が先制点を決め、10番のMF小林幹がPKで追加点。完封勝利で2年連続4度目の日本一に輝いた。20年ぶりの頂点を狙った浦和だが、あと一歩が届かなかった。
FC東京は準決勝から先発メンバーを一人変更。同試合で右ひざを痛めたDF坂口祥尉がベンチ外となり、代わってMF杉山伶央が先発した。対する浦和は準決勝・山形ユース戦から先発2人を変更。DF大西翔也とMF佐藤陸人に代わり、DF北川龍馬とMF白土大貴が先発した。
立ち上がりからFC東京がボールを保持し、試合の主導権を握る。しかし再三のチャンスを決めきることはできずに時間は過ぎた。開始2分、FW久保建英が正面からドリブルで持ち込み、白土に倒される。ここで得たFKをMF品田愛斗が直接狙うもポスト右へ外れた。同18分は細かいパスワークで浦和を翻弄。右サイドからFW原大智、久保とつなぎ、相手DFに当たっての浮いたボールをMF平川怜が頭で落とし、最後はPA左の杉山が切り返しから右足シュートも、GK河畑光に阻まれた。
その後もFC東京はチャンスの連続。前半29分には左SBに入ったMF荒川滉貴が大きくサイドチェンジ。久保がPA内右へ抜け出たが相手二枚に挟まれてバランスを崩し、シュートは打てない。同33分には平川、原とつなぎ、最後はMF小林幹が狙うも枠外。同37分にはDF岡庭愁人から久保、再び小林が右足シュートを放ったがポスト右へ逸れた。後半43分には敵陣でボールカットした品田が原とのワンツーから右足シュートを打つも、相手守護神に弾かれる。こぼれに平川が詰めたが決め切れなかった。0-0で前半を終える。
対する浦和は前半24分にようやくファーストシュート。FWシマブク・カズヨシのロングパスを受けたFW井澤春輝がPA右で胸トラップから右足で狙ったがわずかに枠外。同42分には再び井澤が決定機を迎えたが決められない。守備に時間を割かれるなか、DF橋岡大樹が身体を張り、多くのピンチを防いだ。
迎えた後半、徐々に浦和も攻勢を強める。後半8分、DF荻原拓也の右CKからのゴール前混戦。相手10番が落としたボールを拾ったのは井澤。右足ダイレクトで豪快に狙ったがポスト左へ外れた。同19分には白土から受けたFW長倉幹樹がドリブルで右サイドを攻め上がり、左足で巻くようなシュートを打つも枠外。
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