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勝負どころで流経大柏に流れ引き寄せたMF時岡「最高に嬉しい」

ゲキサカ / 2017年8月5日 6時55分

流通経済大柏高のMF時岡寛拓は本田裕一郎監督と笑顔で抱擁。(写真協力=高校サッカー年鑑)

[8.4 総体決勝 流通経済大柏高 1-0 日大藤沢高 ユアスタ]

 鋭い仕掛けで流れを引き寄せた。後半、立て続けにセットプレーを与えるなど、苦しい展開となっていた流通経済大柏高は19分に右SBの三本木達哉(3年)に代えてMF時岡寛拓(3年)を左SHへ投入。左SHとして先発した石川貴登(3年)をSBに下げて、攻撃の枚数を増やした。

 すると、この時岡がチームに推進力をもたらす。「0-0からだったんで、『オレが点取ってやる』という感じでした。足元入ったら中へ切れ込んでシュートで終わるということを考えていた」という背番号7は投入直後にいきなり右足シュート。これはDFにブロックされてCKとなったが、その後も「今日は良かったんじゃないかと思います」という彼の積極的なドリブルがセットプレーの数を増やし、流経大柏に後半終盤の攻勢をもたらしていた。

 先発を外れて悔しかったからこそ、貪欲に目指していた決勝ゴール。これは後輩のMF熊澤和希(2年)に譲ったものの、優勝の瞬間をピッチで迎えた時岡には特別な思いがあったようだ。

「2年半トップに絡んで来たんですけど、今日決勝に出れたんで最高に嬉しいです」

 高い目標があるからこそ、これからの一日一日を大切にしていく。「自分が目指すのはプロ。これからチャンスあると思うんで、大学進んでもプロになるためにあと半年頑張っていきたい」。多くの人にアピールするために必要なものはゴール。選手権とプリンスリーグでの得点王獲得を目標に掲げ、次の一歩を踏み出す。

(取材・文 吉田太郎)●【特設】高校総体2017

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