イバが劇的同点弾!横浜FCが土壇場で勝ち点1獲得、徳島はドローも3位浮上
ゲキサカ / 2017年8月11日 21時6分
[8.11 J2第27節 徳島2-2横浜FC 鳴門大塚]
4位・徳島ヴォルティス(勝ち点43)と6位・横浜FC(同41)の上位対決は、2-2で引き分けに終わった。徳島は連敗を2でストップさせ、他会場の結果から3位に浮上。横浜FCも2連敗を免れた。
徳島県が誇る“阿波藍”を基調とした夏期限定のサードユニフォームを着用した徳島は前半4分、PA手前からMF島屋八徳が右足ミドルシュートもわずかに左。21分には、MF杉本太郎のスルーパスに反応したFW山崎凌吾が滑り込みながら左足で合わせ、これは枠を捉えきれなかったが、徳島が立ち上がりから主導権を握った。
徳島の流れで試合は推移したが、先制したのは横浜FCだった。前半25分、左サイド深くまで侵入したMF野村直輝が相手DFをかわしてシュート性のクロスを供給。タイミングよくゴール前に走り込んだFWイバが左足で合わせ、スコアを動かす。さらに38分には、野村が強烈なミドルシュートを放ったが、GK長谷川徹のファインセーブに阻まれた。
1点を追う徳島は前半40分、島屋が右サイドからクロスを上げ、相手のクリアボールを回収したMF岩尾憲が右足を振り抜く。これは枠を外れていたが、ゴール前の山崎が左足で軌道を変えて同点のゴールネットを揺らした。
後半は横浜FCのキックオフで始まったが、徳島が早々に逆転に成功する。島屋がPA右のスペースにパスを送り、DF馬渡和彰が左足ダイレクトでゴール左隅に流し込み、2-1。後半開始わずか“32秒”ほどで試合をひっくり返した。
追う展開となってしまった横浜FCは、後半17分にMFレアンドロ・ドミンゲスが巧みなタッチで相手をかわしてPA右深くから右足ループシュートも、わずかに枠を外れる。26分には、PA左でボールを受けた野村がカットインから右足を振り抜いたが、GK長谷川のセーブに防がれ、同点に追いつくことができない。
横浜FCは後半31分にDF小宮山尊信、37分にFW中山雄希をピッチに送り込んだが、最後のところで精度を欠いてしまう。このまま試合終了かと思われたが、アディショナルタイム4分、DF田所諒のシュートをイバがコースを変え同点。劇的な形で試合は2-2の引き分けに終わった。徳島は12日から行われる『阿波踊り』を気持ちよく迎えることはできなかった。
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