[SBS杯]FW白井V弾!静岡ユースがU-18日本代表相手に堂々の勝利!
ゲキサカ / 2017年8月12日 6時37分
[8.11 SBS杯国際ユース第2節 静岡ユース 1-0 U-18日本代表 エコパ]
U-18日本代表、U-18チリ代表、U-18チェコ代表、そして静岡ユース(静岡県選抜)の4チームが総当りのリーグ戦で優勝を争う「2017 SBSカップ国際ユースサッカー」は11日、第2節を行い、U-18日本代表と静岡ユース(静岡県選抜)が対戦。静岡ユースがFW白井海斗(清水桜が丘高)の決勝点によって1-0で勝った。静岡ユースの今大会成績は1勝1敗、U-18日本代表は2連敗となっている。
個々が役割を全うした静岡ユースの見事な勝利だった。1点をリードして迎えた後半はU-18日本代表に圧倒的にボールを握られる展開となったが、清水ユース勢で構成された4バックやGK高野由比人(静岡学園高)をはじめ、全員が集中力を切らさず、隙の無い守備をやり通す。決勝点の白井は「(守備面で)間から締めて、必ず1人がボールを追いかけて、間締めて…という細かい作業の繰り返しでした。それが大変だと思うんですけれども、みんな良くその細かい作業を連続でサボらずにやれたので勝利に繋がった」と80分間守り抜いたチームメートたちの頑張りを賞賛。これで年代別日本代表の対静岡ユース戦は15、16年に続いて3連敗となった。
U-18日本代表はCB中川創(柏U-18)と左SB石原広教(湘南)を除いて前日のチリ戦から先発9人をチェンジ。4-4-2システムのGKは沖悠哉(鹿島ユース)で、4バックは右SB岡庭愁人(FC東京U-18)、CB中川、CB阿部海大(東福岡高)、左SB石原。中盤は川村拓夢(広島ユース)と田中陸(柏U-18)のダブルボランチで右MF小林幹(FC東京U-18)、左MF渡井理己(静岡学園高)。2トップは加藤拓己(山梨学院高)と杉田将宏(名古屋U-18)がコンビを組んだ。
一方の静岡ユースも前日のチェコ戦から先発5人を変更。序盤からU-18日本代表がボールを握って攻め続けたが、鈴木伸幸監督(桐陽高)率いる静岡ユースは選手間をコンパクトにした守りで相手に縦パスを通させない。また、伊藤研太(清水ユース)と伊藤駿光(清水ユース)の両SBがディフェンス力の高さを見せ、188cmCB監物拓歩(清水ユース)と守備範囲広いCB平岡卓磨(清水ユース)がそれぞれ特長を出して前線へのボールに対応する。
そしてボールを奪った後は素早いカウンター、冷静に相手のプレッシャーを剥がしてのビルドアップを両立。15分にはMF山原怜音(JFAアカデミー福島U18)の展開から、この日攻撃面でも目立っていた伊藤研がクロスを上げ、白井、山原が連続でシュートを放った。
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