[MOM2191]東海大熊本星翔MF吉岡涼斗(2年)_“小さな名手”が圧巻4発
ゲキサカ / 2017年8月17日 23時54分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[8.17 adidas Cup2017福岡GL 東海大熊本星翔高 6-2 豊国学園高 グローバルアリーナ]
30分ハーフのゲームで4得点の爆発。登録160cmの“小さな名手”、東海大熊本星翔高MF吉岡涼斗(2年)が得点力の高さを見せつけた。
まずは前半27分、右サイドでMF花田駿(3年)がボールを持つと、「1人目が抜けたら相手がオフサイドかけていたので、(自分が)2人目で抜けたら行けると思った」と豊国学園高のオフサイドトラップを掻い潜ってPAでスルーパスを受ける。そして巧みなターンから右足シュートを叩き込んだ。
さらに2-0の後半20分にはMF中川大暉(3年)のヒールパスをフリーで受けると、ミドルレンジから左足シュートを鮮やかに決めて2点目。そして2点差となった直後の27分にも左サイドでのコンビネーションから抜け出し、「トラップがきれいに決まったので最初アウトで(ニアサイドへ)と思ったけれど、ファーが空いていたので」とコントロールした右足シュートでハットトリックを達成する。
その後、30分にもFW渡辺力斗(3年)と花田の連係からフリーでゴール前に走り込んだ吉岡は難なく4点目のゴール。シュートセンスや技術力の高さを存分に示した吉岡だが、「しっかり点決めれた所は良かったんですけど、中盤でまだボールを奪われるところがあったので、修正していきたい。ボールが来る前に回りを見ていないで奪われたりしたところがあった」と反省することも忘れなかった。
ソレッソ熊本時代にU-15日本代表候補に選出されている実力者。「自分が入って(自分の力によって)全国へ行きたいと思った」という東海大星翔の39年ぶりとなるインターハイ出場に貢献したが、全国大会では2回戦で市立船橋高に敗戦。「市船戦は九州にないプレッシャーで自分のプレーができなかった」と悔しがる。
インターハイ後はトレーニングから回りを見ることをより意識し、1タッチプレーもより意識するようになった。攻撃の組み立てにかかわり、ドリブルで崩し、そしてシュートを決めることが理想。この日、4ゴールと量産した2年生MFは「(選手権でも)得点量産できるように」と意気込む。高卒プロ入りを目指す“小さな名手”が、選手権で評価を上げて夢に一歩前進する。
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[NBチャンピオンシップU-16]目標は「優勝一択」。連覇狙う飯塚が強度、粘り強さ、走り切る力を発揮して4強入り
ゲキサカ / 2024年9月16日 7時9分
-
[関東ROOKIE LEAGUE]Cリーグ優勝の東海大高輪台と1-1ドロー。Bリーグ王者・武南がU-16全国大会代表決定戦進出!
ゲキサカ / 2024年9月9日 20時38分
-
U-15日本代表候補合宿は最終日も3チームで激しいバトル、参加42名が3日間で新たな刺激
ゲキサカ / 2024年9月6日 16時10分
-
U-15日本代表候補が1、2歳年上の尚志高に挑戦。プレスの速さなど体感したことを今後の糧に
ゲキサカ / 2024年9月4日 1時12分
-
ライバルたちとの真剣勝負。U-15日本代表候補の3チームと尚志高がリーグ戦を実施
ゲキサカ / 2024年9月4日 0時25分
ランキング
-
1前代未聞60-60は「完全に滑稽」も…米主張、無敵の大谷翔平なら「わからんぞ」
Full-Count / 2024年9月24日 9時32分
-
2ソフトバンク 4年ぶりビールかけに元ホークス戦士の姿が!!鷹党涙「エモい」「これは泣く」
スポニチアネックス / 2024年9月23日 23時59分
-
3ソフトバンク4年ぶり20度目V 4月4日から首位を譲らず
共同通信 / 2024年9月23日 21時46分
-
4通算195発マンシー、脇腹痛でスタメン外に 前夜の守備中に負傷…ロバーツ監督が明言
Full-Count / 2024年9月23日 3時58分
-
5大谷翔平が踏み入れた「14-13-6-5」 125年間で初の偉業「野球の神」「地球外生命体」
Full-Count / 2024年9月24日 7時25分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください