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[MOM2193]明秀日立FW市江祥也(3年)_「2点取れば“チャラ”」と送り出されて即得点も…

ゲキサカ / 2017年8月18日 20時16分

 試合後、「点を取ることしか頭になかったけど、2点取れなかったので力不足でした」と素直に振り返った市江。「ずっと一番下のチームでやってきたので、何とか戦力になりたいという気持ちは強い」と唇をかんだ。

 それでも、小野コーチから飛び出したのは賛辞の言葉だった。「もともとはFWだけじゃなくDFもできる選手で、どのポジションでも頑張れるタイプ。FWでは前からの守備でアイツがスイッチになるし、そこから何かが生まれるというのが市江の良さ。努力はすごくしている子なので、試合に出たいという思いは人一倍あるはず。チームの中では誰よりも気持ちが強い選手です」。

 明秀日立は現在、秋に迫った選手権県予選に向けて、チーム力の底上げを図っている最中。この大会には市江を含む最上級生だけを帯同しており、「最後の大会に向けて、必死さを出してもらいたい。もっと3年生のまとまりが出てくれば、そういった思いが選手権では生きてくる」(小野コーチ)と期待を寄せている。

 初めて全国選手権に出場した2015年度は、準優勝を果たした國學院久我山高に2回戦でPK負け。昨年度は鹿島学園高との県予選決勝で、またもPK戦で涙を飲んだ。そんな2年間を目の前で見てきた市江は「選手権のメンバーに入るのは最低条件。何が何でも絶対にスタメンとしてピッチに立ちたい」と決意。「自分は技術がないので、気持ちだけは絶対に負けないようにしないとやっていけない」と戦う覚悟を口にした。

(取材・文 竹内達也)
●アンダーアーマーチャレンジカップ2017 SUMMER

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