[クラブユース選手権(U-15)]大きく伸びた柏U-15が王者・清水JYを撃破。15年ぶりの優勝へ王手
ゲキサカ / 2017年8月23日 21時32分
[8.23 日本クラブユース選手権(U-15)準決勝 柏U-15 2-1 清水ジュニアユース 帯広の森球技場B]
8月23日、第32回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会の準決勝が行われ、帯広の森球技場Bでは連覇を狙った清水エスパルスジュニアユースと、15年ぶりの優勝を狙う柏レイソルU-15が対戦。2点を先行した柏が粘る王者の追撃を振り切り、決勝戦へと駒を進めた。
今大会の柏はアカデミーで一貫して採用してきた4-3-3ではなく、「芝の状態や選手の個性を考えて」(飯塚浩一郎監督)4-4-2のフォーメーションを採用。ともにターゲットになれるFW清水勇貴とポンセ尾森世知の個性も活かしつつ、より幅のある戦い方を見せている。この清水戦でも2トップのメリットを活かしながら優勢に試合を進めた柏は、前半26分に清水のゴールで先制点を奪うと、後半26分にもMF斉藤騎斗がFKから直接ゴール。早くも優位に立ってみせた。
対する清水も粘りを見せ、後半32分にはMF小川雄一郎がこちらもFKから直接決めて1点差に詰め寄るも、「質が低かった」と横山貴之監督が端的に語ったように、それ以上の決め手を欠いて同点劇には至らず。「結果よりも内容が残念だった」と渋い表情を浮かべた指揮官は、「中学年代なので、まずはもっとテクニックの部分から徹底して、質を上げていきたい」と冬のリベンジを誓った。
勝利した柏は翌24日に帯広の森陸上競技場にて、サガン鳥栖U-15との決勝戦を迎える。「力強いサッカーをしてくるチーム。いいストライカーがいて、二列目にも能力の高い子がいる」と飯塚監督は警戒を深める。ただ、関東予選初戦でS.T.F.CにPK戦まで追い詰められるなど、決して順風満帆で来たチームではないだけに、「本当に元気な子ばかりなんですよ」と語る選手たちの成長ぶりには、確かな手ごたえもあるようだった。
(取材・文 川端暁彦)▼関連リンク
【特設ページ】第32回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
後半ATの劇弾でU―23日本代表が4大会ぶりの頂点 ウズベキスタンに雪辱 大岩監督「アジアチャンピオンとしてパリオリンピックに向かいます」
スポーツ報知 / 2024年5月4日 2時36分
-
U23日本代表 8大会連続五輪決めた!エース細谷2戦連発で決勝進出「優勝してパリに行けるように」
スポニチアネックス / 2024年5月1日 4時48分
-
[MOM4677]仙台ユースDF門脇康太(3年)_点の取れる右SB。亡き祖母に捧げる2ゴール
ゲキサカ / 2024年4月30日 12時17分
-
決勝弾のU-23・細谷 柏Jユース時代からの積み重ねが大一番で結実「やり続けるしかないと思っていた」
スポニチアネックス / 2024年4月27日 3時1分
-
「幸運のバリカン」が導いたアジア王者の栄光 “最弱”世代が臨んだ五輪最終予選の秘話【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月16日 18時30分
ランキング
-
1衝撃事実!大谷翔平MVPの可能性はほぼゼロ 元番記者3人が断言「ベッツの方が上」
東スポWEB / 2024年5月8日 11時9分
-
2元大関琴風の尾車親方、任期満了まで3年残し相撲協会を退職へ…「後進に道を譲る」
読売新聞 / 2024年5月8日 23時9分
-
3大谷翔平抜き去る2打席連発12号 “新ライバル”がMLB単独トップに…打撃2冠に
Full-Count / 2024年5月9日 9時23分
-
4宇野昌磨 現役引退を発表「素晴らしい競技生活を送れたことにとても感謝」 5・14に会見
スポニチアネックス / 2024年5月9日 11時6分
-
5「なんでポケットに札束が?」大谷翔平、「ザ・ニューヨーカー」表紙イラストで登場 いったい何を表現?
J-CASTニュース / 2024年5月8日 16時38分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください