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[ミズノカップ御殿場]インハイで初の決勝進出、日大藤沢は選手権でも“突き抜ける”

ゲキサカ / 2017年8月27日 16時32分

日大藤沢高CB安松元気主将が体を張ってクリア

[8.24 ミズノカップ御殿場交流戦 矢板中央高 0-3 日大藤沢高 時之栖うさぎ島G]

 インターハイで初の決勝進出を果たし、準優勝した日大藤沢高がミズノカップ御殿場に出場。予選リーグで野洲高に1-2で競り負けるなどグループ1位を逃し、準決勝進出を果たすことはできなかったが、最終日に矢板中央高と行った交流戦ではインターハイでも活躍したFW三田野慧(3年)のゴールなどによって3-0で勝ち、“リベンジ”した。

 インターハイではチームの団結力と個々のハードワーク、そして三田野やMF小屋原尚希(3年)、MF菊地大智(3年)ら日替わりで現れたヒーローたちの活躍もあって準優勝。その後、夏遠征には「準優勝したからと言って落ちないこと」(CB安松元気主将、3年)を誓って臨んだが、金沢ユース(U18)サッカー大会準決勝で自分たちから崩れて矢板中央に1-5で敗れてしまう。

 ミズノカップで会話した野洲の選手たちもそう話していたというが、周囲は自分たちをインターハイ準優勝校として挑みかかってくる。27日に再開する神奈川県1部リーグ戦や激戦区の選手権神奈川県予選も同じ。安松が「あの舞台まで行って悔しい思いしたので、最後の舞台で勝てるように頑張っていきたい」という目標を達成するためには、全力で挑みかかってくる相手を跳ね返す強さを身に着けなければならない。

 佐藤輝勝監督はその戦いが難しいとは口にしていないのだという。選手たちに伝えているのは、「もう1回突き抜けるぞ」ということ。この夏、インターハイ8強が最高成績だったチームは初の4強、そして決勝進出と“突き抜ける”ことに成功した。これはフロックではない。“突き抜けること”は今年の日藤ができること、再びやらなければならないことでもある。指揮官は帝京を6度の選手権制覇へ導いた名将・古沼貞雄氏からアドバイスを受け、常に優勝を争う位置にいなければならないという思いを強くしていた。 

 インターハイで得た自信は間違いなくチームのプラスアルファ。大会優秀選手に選出された安松は「ヘディングは跳ね返すことができていたので自信になっている。(1対1含めて)どんな相手でも負けないつもりで、自信持ってやっている」という。加えて、インターハイの登録17人以外のメンバーがチームを活性化し、「危機感を持ってやっている」(安松)という17人を含めた激しい競争がチームをレベルアップさせている。

 佐藤監督が「ここまで頑張ってくれている」という17名外、インハイ登録17名の選手たちの目標は一つ。安松は「自分たちがインターハイも出て、選手権も出て、日藤は強いんだぞと見せつけたいので、練習から妥協なしで全力で全部選手権のためにやっていく」。ミズノカップでは矢板中央にリベンジしたことで一つ前に進んだ。どんな相手にも勝利にこだわって白星を勝ち取り、今冬、日大藤沢が選手権でも“突き抜ける”。
 
(取材・文 吉田太郎)

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