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また歴史塗り替えた!インハイ準優勝の日大藤沢、1年生がRookie League初制覇!

ゲキサカ / 2017年9月4日 10時45分

 だが、これまでビハインドを跳ね返してきた日大藤沢にとって1点は射程圏内。また、MF成定真生也が「(先輩たちは)どの試合でも諦めない。最後まで諦めないプレーを教えてもらった」と説明するように、今夏のインターハイ準決勝・市立船橋戦で後半ラストプレーに同点ゴールを決めるなど、先輩たちが諦めない戦いで初の決勝進出を果たしたところを見ている彼らは0-1のままでは終わらなかった。

 後半12分、セットプレーからCB佐藤優成が同点ヘッドを決めると、選手たちは喜びを大爆発。勢いの止まらない日大藤沢は26分にも左SB多田夢都の左クロスを成定が合わせて逆転に成功する。さらに日大藤沢は29分にもFW小川晶映が決めて3-1とすると、その後は隙を見せずに試合を締めて優勝を決めた。

 日大藤沢にとってはAチームがインターハイで過去最高の8強を上回る準優勝の結果を残したのに続き、1年生が「Rookie League」で名門校を押しのけて初優勝。最終節を前に日大藤沢のAチームと対戦した際も十分にボールを動かすことはできていたというほどの力を持つ世代は、強豪たちとのリーグ戦を制したという自信も手にした。

 もちろん、ここがゴールではない。成定は1年生ながらレギュラーとしてインターハイ準優勝に貢献したMF植村洋斗、中村はインターハイ優秀選手のMF梶山かえで(2年)を目標とする選手としてそれぞれ挙げ、中村は「抜かないと(来年も)スタメンはない」と闘志を燃やしていた。この後、1年生チームから上のステージでの活躍を目指してまた、日々努力していく。

 進藤コーチは「(Rookie Leagueで強豪相手に)勝ちきったこと、逆転できたことを来年、再来年に活かしてほしい」と期待。また、中村は「Rookie Leagueの全国大会で優勝して2年生から試合に出て、全国を経験できるように。そして3年で全国優勝したい」と力を込めた。今夏、インターハイで歴史を塗り替えた日大藤沢。1年生から大きな結果を残した次世代の選手たちは、先輩たちの記録をさらに塗り替えることを目指して、これからの2年間を過ごす。

(取材・文 吉田太郎) ▼関連リンク
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