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[MOM2206]西武台FW池田上総介(1年)_名は戦国時代の名将に由来。市船戦で劇的な同点アシスト&決勝点!

ゲキサカ / 2017年9月4日 5時45分

後半終了間際、西武台高FW池田上総介が決勝ゴール

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.2 Rookie League A Group第9節 西武台高 3-2 市立船橋高 時之栖うさぎ島G]

 印象的な名前の由来は戦国時代の名将、織田信長が若き頃名乗っていた「上総介」に由来するという。「お父さんが織田信長が好きで。気に入っています」という名前を持つFW池田上総介(1年)が後半43分の同点アシスト、そして44分の決勝ゴールによって西武台高を白星へと導いた。

 7月のRookie League桐光学園高戦で負った右手首の骨折によって約1か月半ぶりの先発となった池田は「全然骨折で出れなくてチームに迷惑かけていた。最後自分が点取って勝たせたいと思っていた」という思いをピッチで表現する。

 1点を追う後半43分、右クロスにポジショニング良く反応。マークを外していた池田は「中に(今田)剛がいて剛は決めてくれると思った」と中央のMF今田剛の動きを見逃さず、頭でラストパスを送る。これを今田が頭で決めて同点となった。

 市立船橋高は2-1のまま逃げ切れば、U16全国交流大会へのプレーオフ進出が決まっていた。同点ゴールを決められて気落ちした市立船橋の隙を突いた池田は44分、右サイドでボールを持つと、「左足が武器なんでカットインしてシュートは決めていた」とイメージ通りの動きから左足を振り抜く。これがゴールを破って決勝点となった。

 迷惑を懸けた分を最終戦の活躍で取り戻した池田の今後の目標はトップチームに上がること。そして「全国に名を残したい」。技巧派レフティーは「強いんで好きですね」という織田信長のように、誰もが知るような人物、日本を代表するFWになることを目指す。

(取材・文 吉田太郎) ▼関連リンク
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