[MOM2207]静岡学園MF小山尚紀(1年)_技巧派軍団の中でも「スケールがデカイ」ドリブラー
ゲキサカ / 2017年9月4日 6時37分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.2 Rookie League A Group第9節 桐光学園高 0-1 静岡学園高 時之栖うさぎ島G]
斎藤興龍コーチは「スケールがデカイ。最近、鋭さがついてきた。発想、テクニック……。本当に楽しみ」と笑顔を見せながら、期待のドリブラーについて語っていた。
「元祖・技巧派軍団」。近年も川崎Fで台頭中のMF長谷川竜也やユニバーシアード優勝に貢献したFW旗手怜央(順天堂大)ら個性的なアタッカーを輩出している静岡学園高の1年生の中で今、特にブレイクの予感を漂わせている選手がMF小山尚紀だ。
この日は「きょうは何もしていないです」と首を振ったが、ドリブルについては斎藤コーチの言葉通りのスケールの大きさ。足技でDFをかわし、DFに厳しく当たられてもいなして前進していく。桐光学園高は複数の選手でボールを取りきっていたシーンもあったが、彼のプレーは1対1ではほぼ止まらないような印象だった。
決して大柄ではなく、高校入学後に特別身体が大きくなった訳でもないという。だが、「中学校(セゾン滋賀)からずっと練習していて、タッチのスピードとか縦に行く迫力とか考えてやっていた。ゴール目指すようになって、前に自分から仕掛けていくプレーが多くなったかなと思います」。
その前へ行くプレーは本人も進化を感じている様子。以前は先輩たちと対戦しても身体で負けることが多く、全然前へ行くことができなかったというが、現在は「1対1やったらそんな負ける気はしないです」というのも納得のプレーを見せている。
目標はすぐにでもトップチーム昇格……、という訳ではないようだ。「今、Aに入っても何もできないですし。フィジカルとかもそうですし、タッチもまだまだ遅かったり、そういうところがある。判断のスピードをもっと速くしないといけない。先輩に結構(大勢)上手い人とかいるので、目標に頑張る」と自分自身を分析。先を急ぐこと無く、地道にレベルアップしてまずは静学で一番の選手になる。
(取材・文 吉田太郎) ▼関連リンク
2017 Rookie League特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
守りの要、CB岩田琉唯が掲げた「プレミア残留」と「選手権日本一」。静岡学園がインハイ王者相手に自信を重ねる80分間
ゲキサカ / 2024年8月15日 1時32分
-
夏の福島で輝いた才能たち。ユース取材ライター陣が選出する「インターハイ11傑」vol.3
ゲキサカ / 2024年8月6日 10時46分
-
夏の福島で輝いた才能たち。ユース取材ライター陣が選出する「インターハイ11傑」vol.1
ゲキサカ / 2024年8月3日 21時46分
-
[MOM4795]神村学園DF新垣陽盛(3年)_発信し、味方のミスもカバーして3戦連続無失点。先制ヘッドも
ゲキサカ / 2024年7月30日 21時26分
-
走力兼備の技巧派が後半35+8分に大仕事。MF天野太陽が同点ヘッドで静岡学園を救う
ゲキサカ / 2024年7月29日 0時11分
ランキング
-
1早稲田実「語り継がれる」異例の守備シフトに反響!投手横に内野5人目 スクイズ防ぐ「7-3-2初めて」
スポニチアネックス / 2024年8月17日 18時53分
-
210点差の9回に…DeNA―巨人戦が警告試合に 大城卓死球で退場、その裏、筒香死球でオースティン激昂
スポニチアネックス / 2024年8月17日 21時50分
-
3ド軍指揮官 8月不振の大谷翔平の打撃状態は「アイススケートの氷の上にいるような感じ」休養は否定
スポニチアネックス / 2024年8月18日 8時20分
-
4阪神・高橋 1025日ぶり復活星 河川敷20キロ歩き「野球が嫌。情緒終わってた」苦悩振り返る
スポニチアネックス / 2024年8月12日 5時16分
-
58強入り後押し…大社のアルプスが「島根県民総動員」 早実も圧倒「ヤバすぎ」
Full-Count / 2024年8月18日 8時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください