[Rookie League]矢板中央がU16全国交流大会出場へ王手!鹿島学園は3点差追いつくも、涙の“敗退”に
ゲキサカ / 2017年9月4日 12時2分
2回戦へ進出するには勝つしか無い鹿島学園は攻勢をさらに強めようとする。対して、次の失点をしなければ勝ち上がりが決まる矢板中央も高い位置でボールを奪って、時間を削ろうとするが45分、鹿島学園にビッグチャンス。相手の連係ミスからの流れで地曳がPA外側で競り勝つと、磯部がGKと1対1になった。シュートコースを消された磯部は抜きにかかったが、矢板中央GK溝口陽日が必死に身体を伸ばして阻止。クリアボールを豊島が左足ミドルで狙ったがGKの正面をついた。
必死に相手の攻撃を防いだ矢板中央が守り抜き、3-3で試合終了。赤いユニフォームはピッチ上で歓喜のハイタッチを繰り返した。鹿島学園は鈴木雅人監督も「よく戦った」と評価した戦いを見せたが、無念の“敗退”に。豊島は「前半終わってからハーフタイムでも下向かず、みんな『まだ行ける』と言っていたんですけど、あと1点取れなかったのが残念です」と語っていた。涙を流して悔しがっていた選手たちはこの経験をバネに成長し、2年後、ライバルたちを上回る活躍を目指す。
一方、矢板中央は昨年に続くU16全国交流大会出場に王手。だが、野澤が「前半に幸先よくセットプレーから3点取れたのは良くて、後半余裕を持ちすぎたという点でちょっと受け身になり過ぎたのは反省点でした」と反省していたように、課題をしっかりと改善する。
金子コーチは昨年アウェーで戦った流通経済大柏高とのプレーオフ2回戦に続き、今年もアウェーで静岡学園と戦う経験ができることに感謝。そしてプレーオフ2回戦へ向けて「(アウェーで普段の)力を出すことは難しいと思いますが、アウェーで戦うメンタリティーの難しさを考えながらトレーニングしたい」と語った。そして長江は「メンバーに入っていない人もいるのでその人達の分も全力で戦いたい」ときっぱり。チームメート達の分も強い気持ちで戦い、今年も全国切符を獲得する。
(取材・文 吉田太郎) ▼関連リンク
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