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“4強神話”再び?韓国、ヒディンク氏の復帰説浮上も協会は否定

ゲキサカ / 2017年9月6日 17時42分

フース・ヒディンク氏の復帰はあるのか

 W杯本大会出場を決めた韓国代表だが、フース・ヒディンク氏(70)の監督復帰が噂されているようだ。韓国『スポーツ・ソウル』が報じた。

 今大会の韓国は苦戦を強いられた。ブラジルW杯後、現役時代に西ドイツ代表として活躍したウリ・シュティーリケ氏を新監督に招聘したが、6月13日に最下位カタールに敗れると、成績不振から協会はシュティーリケ監督を解任。昨年のリオデジャネイロ五輪で8強に導いたシン・テヨン氏が新監督に就任した。

 そして迎えた8月31日のイラン戦。これまでホーム全勝だった韓国だが、スコアレスドローに終わり、勝ち点1を積み上げるにとどまった。4位転落の可能性を残した状態で5日の最終戦を迎え、チャンスを多く作られながらもウズベキスタンとスコアレスドローに終わり、なんとか9大会連続10回目のW杯出場を決めた。

 同紙によると、早くも監督交代が噂されており、その候補に2002年の日韓W杯でポルトガル、イタリア、スペインといった強豪国を撃破し、韓国を4位に導いたヒディンク氏の名前が挙がっているという。ヒディンク氏の関係者は、「(ヒディンクは)韓国国民が必要と感じるならば、代表監督を務める意向だ」と語り、オファーがあれば、ヒディンクの再任の可能性もあると報じた。

 ヒディンク氏は日韓W杯後、PSVやオランダ代表などを指揮し、2015年12月からシーズン終了までチェルシーの暫定監督を務めていた。その後、イングランドやロシアなどの代表監督、中国スーパーリーグなどからオファーがあったというが、それをすべて断っていた。

 ヒディンク氏の復帰が噂される中、韓国サッカー協会はこの報道を否定し、契約が2018年のW杯本大会までとなっているシン・テヨン監督をバックアップしていく意向を明かしている。

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