1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

「守備のビジョン」学び、進化実感。馬目裕也は尚志のリーダー、そして岩政特別コーチのようなCBへ

ゲキサカ / 2017年9月9日 21時1分

「(すぐに直前のプレーを思い返して)シチュエーションを考える。それをどうやった、またこうやったら違うことができたという仮説を立ててみる。その時に大事なのが、相手の心理まで考えられるかどうか。さっき相手が何を考えてサッカーをしていたのだろうか。ここで上回ることができれば、次また相手がこちらを上回るために考えてくる。それをまた自分が上回っていくということの繰り返しなので、その考え方が生まれるように。彼らが(守るための仮説を立てることを)習慣づけること。考え方は言いますけれど、やり方は(それぞれの特長があるため)自分で見つけるしか無い」(岩政氏)

 頭の中で対戦相手がどう仕掛けてくるのか考えて、どう守るか、妄想する。馬目は『NIKE ACADEMY TIEMPO MASTERCLASS』に参加して良かったと感じている。同年代のCBで2人だけができている貴重な経験。まだ動きに迷いがあり、躊躇するシーンも見られるが、ボールを良い形で奪う回数が増えるなど「上手くなっている」という実感があるからだ。 

 馬目はこれまで上のステージでサッカーをやることを考えていなかった。それが、この『NIKE ACADEMY TIEMPO MASTERCLASS』の中で成長、楽しさを感じ、「もっとやりたい」と思い始めている。馬目は「(岩政氏は)世代別とか選ばれないでA代表に選ばれている。自分もどうかしたら選ばれるんじゃないかと思うし、そのためには努力が必要。本当に変わりました」。これまでやったことがなかったという自主練も開始。自覚も生まれてきている。

「(尚志では)サッカーノートを書いていて、仲村監督に出した時に『オマエが一番のリーダーになれ』『そうしないと尚志は強くならない』ということを書いてあったことがありました。『3年生がいるから自分は……』と思ったこともあったんですけど、これ(『NIKE ACADEMY TIEMPO MASTERCLASS』)に参加してから自分がリーダーになろう、自分がリーダーシップとって学んだことを発信してやろうと思っています」。世界で通用するCBになるための“きっかけ”に加え、自身が変わる“きっかけ”も与えてくれた『NIKE ACADEMY TIEMPO MASTERCLASS』もあと2回。修正することを繰り返しながら、自信をつけて、まずは尚志のリーダーになる。

(取材・文 吉田太郎)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください