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35歳の負けず嫌い、長山一也監督率いる法政大“史上最弱の代”が35年ぶりの日本一!

ゲキサカ / 2017年9月11日 23時4分

 長山イズムを叩き込まれた4年生を中心にチームは一丸となり、ようやく今大会で日本一になった。指揮官は「はっきり言うと、4年生が力がない選手が多いチーム」と評する世代での戴冠に「驚きはあります」と話したが、「ただ僕自身が4年間見た学年は、今年の4年生が初めてなので責任もある。彼らに力がないのはわかっていても、できることを個人個人で見出してほしかった」と打ち明ける。

「試合には出ていなくても、スカウティングや様々な仕事、応援を4年生が引っ張ってくれた。自分の力を理解して、やれること、今やらないといけないことを立場、立場で考えて行動してくれた。学生のうちにしないといけないことを、ピッチ外のところでもやってくれた。試合に出ていない4年生も含めての勝利だったと思います」

 関口主将は「スーパースターがいるチームではない」と繰り返す。実際に現時点で4年生にJクラブ内定選手はゼロ。準々決勝で当たった阪南大がJ内定選手3名、準決勝の筑波大、決勝の明治大が同2名を擁していたのと比較しても、個々の能力だけ見たときの“格落ち感”は否めない。それでも法政大はどこよりもチームとして全員で戦い、優勝を勝ち取った。

 主力の多くが下級生という若いチームを“長山体制”4期生の4年生が支えている。ここからどのように熟していくか。冬のインカレの前に、まずは5位に甘んじているリーグ戦で快進撃をみせたいところ。頂点を獲った“最弱世代”の大学ラスト4か月が始まる。

(取材・文 片岡涼)●第41回総理大臣杯特集

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