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不自然すぎる3度の交通事故…ビラス・ボアスが広州恒大の“妨害工作”を主張

ゲキサカ / 2017年9月14日 21時19分

広州恒大の妨害を訴えたアンドレ・ビラス・ボアス監督

 上海上港(中国)のアンドレ・ビラス・ボアス監督がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第2戦で、広州恒大(中国)からの妨害を受けたと主張している。英『フォー・フォー・トゥー』など複数メディアが報じた。

 上海上港は12日、ACL準々決勝第2戦で広州恒大と敵地で対戦。ホームでの第1戦を4-0で制していた上海上港だったが、第2戦は荒れた展開で苦戦を強いられ、2試合合計5-5で突入したPK戦の末、辛くも勝利を収めた。

 ビラス・ボアス監督は試合後、判定に対して不満を訴えるとともに、「我々はこの試合にバスで向かったが、同じような2台の車が我々の前で3度事故に遭っていた。これは問題だ」と指摘。広州恒大がマッチオフィシャルから優遇されているだけでなく、自分たちの会場入りを遅らせるため、意図的に交通事故を引き起こしたと非難した。

 逆境を乗り越えての準決勝進出にビラス・ボアス監督が「これは上海上港の選手たちにとって最大の勝利だ」と話した一方、広州恒大のルイス・フェリペ・スコラーリ監督は試合後に多くを語らなかったという。ベスト4入りを懸けた中国勢対決は、疑念が渦巻く後味の悪いゲームとなってしまったようだ。
●ACL2017特設ページ

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