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ケルンサポーターの暴動でキックオフ1時間押し…スタジアム内に警察犬、騒動で3人を拘束

ゲキサカ / 2017年9月15日 15時58分

3人が拘束される騒動に警察犬も投入された

[9.14 ELグループリーグ第1節 アーセナル3-1ケルン]

 14日にヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグが開幕。ロンドンにあるエミレーツ・スタジアムではH組のアーセナル(イングランド)対日本代表FW大迫勇也の所属するケルン(ドイツ)の一戦が行われたが、試合前に起きたケルンサポーターによる暴動の影響で予定時刻より1時間キックオフが遅れた。

 独『キッカー』によると、25年ぶりに欧州カップ戦出場となったケルンの活躍を見ようと、ロンドンには約2万人のケルンサポーターが集結。しかし、アウェー席はわずか2900席と数が限られていたため、試合開始前にはチケットを持たないファンが殺到する事態に陥った。スタジアム内には警察犬が投入され、沈静化が図られた。

 リーグ戦開幕3連敗で最下位に低迷するケルンはサポーターの熱を受けてか、劇的ゴールで先制に成功する。前半11分、FWジョン・コルドバが左約35mの位置から右足を一閃。前に出ていたGKの頭上を抜く技ありシュートで先手を取ると、ゴール裏のサポーターは発煙筒を炊いて喜びを示した。

 これら一連の騒動で3人が拘束されたことも明らかとなっている。

 試合はその後、アーセナルに逆転を許し、1-3で敗れた。
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