[MOM2213]青森山田MF浦川流輝亜(1年)_3年生の兄と同じピッチへ。10番が雨中で技術力示す
ゲキサカ / 2017年9月16日 19時27分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.16 NB CHAMPIONSHIP U-16 青森山田高 5-0 東海大相模高 時之栖うさぎ島E]
雨中で一段階上のレベルのテクニックを見せた。青森山田高の10番、MF浦川流輝亜(1年)は立ち上がりから巧みな切り返しでDFを出し抜いて突破するなど、抜群のテクニックとアイディアを披露。前半16分にはCKの流れから相手DFラインの背後を突いて、その正確なボールコントロール、ラストパスによってFW田中翔太(1年)の先制ゴールをアシストした。
さらに21分には「自分も点取りたかったので、仕掛けることを意識していた」と縦への仕掛けから豪快な左足シュートをゴールへ突き刺した。この日は、強い雨によってピッチ上に水たまりもできる悪コンディション。だが、浦川は正確なタッチで動きながらボールを収め、またDFのわずか先を抜けるようなスルーパスで決定機を演出するなど存在感を放ち続けた。
兄・MF浦川流樺は青森山田高の3年生。今夏のインターハイでは東福岡高戦で先制アシストと決勝ゴールを決めているアタッカーだ。「兄貴の影響もあるんですけど、山田の気持ちのこもったサッカーが好きなので、来ました」という弟は横浜FCジュニアユースでプレーしていたが、中学3年の終わりに青森山田中へ転校して兄と同じ青森山田高へ進学した。
「一緒に最後ピッチに立ちたい。頑張りたいと思います」という浦川にとっては今大会もアピールの舞台。「自分の持ち味はクロスと1対1のところなんで、そこで相手に絶対に負けなくて、点もどんどん取って得点王を狙っていきたい。結果が上に上がるためには大事になってくると思うので、結果にこだわっていきたい」と意気込んだ。結果を残して、認められる存在になって、今冬、兄と選手権で共演する。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2017
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