[プリンスリーグ関西]途中出場のエースFW町野修斗が1G2A。競争激化の履正社が草津東を下し、4位浮上
ゲキサカ / 2017年9月17日 11時2分
今季の履正社は第7節から3連敗を喫するなど波に乗り切れないシーズンを過ごしている。東海大仰星高と対戦した前節も0-1で敗れたが、前期からの変化も見られ、この日は前節のスタメンから6人の入れ替えを実施。「町野のチームではないし、彼にもスタメンの保証はない」と平野監督がキッパリと言い切ったように、スタメンが固定されがちだった前期とは違い、ポジションが安泰な選手は一人もいない。チーム内での競争は日に日に激化しており、平野監督は「コンディションが良い選手、動ける選手を使っていく」と話す。
「夏までは出る選手が限られていたけど、今は誰が試合に出ても戦える。攻撃も町野以外に頼もしい2年生がいるし、町野も“負けないぞ”という気持ちを出して点を獲ってくれた。今は良い競争ができている」。そう胸を張るのは安羅だ。激しい競争によって、チームが活性化しつつあるのはプリンスリーグの終盤戦と選手権予選を迎えるここからにとって好都合。3年ぶりのプレミアリーグ復帰と、「夏を落としたので、冬は絶対に獲ろうと皆で言っている。夏の悔しさを忘れず、選手権に絶対出たい」(安羅)という目標を達成するための力になるはずだ。
(取材・文 森田将義)●2017 プリンスリーグ関西
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