[NB CHAMPIONSHIP U-16]3日間の大会中も「かなり伸びている」昌平CB西澤寧晟が大会MVPに!
ゲキサカ / 2017年9月19日 9時25分
[9.18 NB CHAMPIONSHIP U-16 昌平高 1-0 静岡学園高 時之栖うさぎ島A]
昌平高の無失点優勝に大きく貢献したCB西澤寧晟(1年)が、全国大会級のU-16大会、「newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2017」の大会MVPに選出された。
MVPの感想について問われた西澤は、「対人とかコーチングが得意な部分ではあるので、そこを評価されたと思います。(MVPは)CBがもらうことはあまりないと思うんですけど、もらえたのは無失点優勝することができたからだと思います。無失点優勝に関してはチームみんなで勝ち取ったことだと思うので、素直に嬉しいです」とコメント。結果的にMVPの評価をされたのは自分だったが、チームで無失点優勝したことを何よりも喜んでいた。
静岡学園高との決勝戦では相手にボールを保持される時間の長い展開に。個人技に長けた選手揃う静岡学園は次々とドリブルで仕掛けてきたが、昌平は人数をかけたディフェンスで対応する。ファーストDFが粘り強く相手に食らいつき、その後方で必ず誰かがサポート。その攻撃を封鎖して見せた。
「相手が攻撃することが上手いので、侵入されることは分かっていた。CB(高橋)と2枚で集中してそこでしっかり、ボランチがサポート来るまで止めようと話をしていたので、できて良かったと思います」と西澤。個人としてもインターセプトすること、FWに前を向かせないこと、ラストパスを阻止することと状況によって、頭を切り替えながらやるべきことを徹底していた。
幾度か背後へ抜け出されることもあったが、そこは守備範囲広い西澤がスライディングタックルで阻止するなど決定機を作らせない。特にクロスへの対応はCB高橋孝太とともにほぼ完璧な対応を見せて、中央で相手にボールを触らせなかった。
個々の球際、ハードワークが光った昌平だが、「ここぞ」という場面でボールをクリアしていたのは西澤。決勝でもMVPに相応しいプレーで1-0勝利の立て役者となった。
今大会全6試合無失点。この日、「高校始まった時からコミュニケーションを取っていた」CB高橋と90分間集中した守りを見せ、決勝では出番の無かったもう一人のCB仲田侑平と3人のCBで中央の堅守を構築した。今後も競争しながら、昌平のCBのレベルを引き上げていくつもりだ。
西澤は青森県のリベロ津軽出身。中学時代の遠征で訪れた昌平が「自分が元々いたチームとサッカーが凄く似ていたり、面白いサッカーをしていた」こと、またプロになることを目指して埼玉の強豪へ進学。「覚悟は決めていた」というDFは、慣れない環境の中でブレずに成長を目指してきた。
そして、「newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2017」では鉄壁の守りを披露。青森山田CBとしてインターハイ優勝を経験している鈴木琢朗コーチも「この短期間でかなり伸びている」と評したプレーでチームを優勝へ導いた。次は先輩たちの競争に食い込むことを目指して、また努力を続ける。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設ページ】newbalance CHAMPIONSHIP U-16/2017
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
守りの要、CB岩田琉唯が掲げた「プレミア残留」と「選手権日本一」。静岡学園がインハイ王者相手に自信を重ねる80分間
ゲキサカ / 2024年8月15日 1時32分
-
周囲を見返す5試合連続無失点も、決勝で3失点。神村学園DF新垣陽盛「もっともっと自分たちが、DF陣が成長しなければいけない」
ゲキサカ / 2024年8月4日 23時19分
-
昌平が神村学園下し、初V!元日本代表FWの玉田圭司監督就任1年目で夏の全国王者に!
ゲキサカ / 2024年8月3日 17時2分
-
FW名和田我空の今大会9得点目で1-0勝利!神村学園が初のインハイ決勝進出!!
ゲキサカ / 2024年8月3日 8時53分
-
MF大谷湊斗主将が2発!昌平が4度目の挑戦で初めて準決勝を突破し、神村学園との決勝へ!
ゲキサカ / 2024年8月2日 19時5分
ランキング
-
1早田ひなのインスタグラムに中国語の書き込み急増、背景に「特攻資料館」発言か…「フォロー外す」「がっかりさせないで」「応援しています」
iza(イザ!) / 2024年8月15日 12時18分
-
2「天使みたいな人っているよね」 卓球・張本美和、8歳上の中国No.1女子との交流が中国で話題に
THE ANSWER / 2024年8月15日 6時13分
-
316歳Jデビュー→欧州で飛躍 6億円超の“逸材”がイングランド挑戦決定「まじ!?」「びっくり」
FOOTBALL ZONE / 2024年8月14日 6時10分
-
4大谷翔平が「35-35」 Aロッドに並ぶ史上2位のスピード記録、今季6度目のマルチ盗塁
Full-Count / 2024年8月15日 10時43分
-
5「0点」酷評されたブレイキン女子が胸中吐露 心無い声に傷心「こんなにヘイトの扉開くとは…」過度な中傷に訴え
THE ANSWER / 2024年8月15日 21時5分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)