崩壊、失点止まらない浦和…MF武藤「守備が悪いときは攻撃も」GK西川「分かっている」
ゲキサカ / 2017年9月24日 17時16分
[9.23 J1第27節 浦和2-2鳥栖 埼玉]
昨季はリーグ最少の28失点。今季その姿は見る影もなく、監督交代後も失点が止まらない浦和レッズは7節を残す第27節終了時点で45失点。7位につけながらも、最下位の新潟(54失点)、17位大宮(48失点)に次いで、13位清水と並ぶワースト3位の数字となっている。
「この失点数は全員で受け止めたい」と話すのはGK西川周作。無失点に抑えた試合はわずか3試合。クラブでのパフォーマンスを受け、自身は常連だったA代表からも遠のいているが、「ここ数年良かっただけに批判されてもおかしくない失点数」と受け止めた。
「シーズンが始まってから今まで、自分たちが思い描いていた失点数になっていないのは、自分たち選手が一番よく分かっている」(西川)。分かっていても失点は止まらず、シーズン序盤からここまで修正には至っていない。
同点ゴールを決めたMF武藤雄樹は「失点が多い。ただ、守備が悪いときは攻撃もうまくいっていないと思う」と、守備の崩壊が悪循環につながっていることを指摘。「前の切り替えが遅い部分もあるだろうし、後ろのミスもあると思う。チーム全体で失点に対して課題を修正していかないといけない」と険しい表情で話した。
「特に最近は先に失点をしていたので、今日は『失点しない』ということをチームとして言い合った中で試合に入って、あの時間での失点だった。もう少し自分たちがしっかり集中力を上げていかないといけない。もったいないゲームだったと思います」(武藤)
開始わずか41秒で失点。公式戦6試合連続で先制を許す形となった。失点を止めようと声を掛け合って試合に入っても、思い通りのゲームプランに持ち込めない。「一番の問題点は」と聞かれた武藤は「それを言い当てられたら今、こういう状況にはなっていない」とはがゆさをにじませた。
先制点を与えて後手を踏み、攻撃のリズムをつかめないことで、守備陣への負担は増す。「出鼻をくじかれた感は正直ある。先制できるのが理想としか言えない」とDF遠藤航が話せば、DF槙野智章は「常に先行されている状態で追いつかなきゃいけない立場はよりパワーを使う」と難しい試合展開を振り返った。
(取材・文 佐藤亜希子)
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