[関東]木戸や柴戸がゴール!“後期の明治”が覚醒か、首位・筑波大は公式戦4戦ぶり白星:第13節
ゲキサカ / 2017年9月25日 11時23分
第91回関東大学サッカーリーグ戦1部
第91回関東大学サッカーリーグ戦1部の第13節が23、24日に各地で行われた。総理大臣杯準決勝や後期リーグ開幕戦、天皇杯・大宮戦と公式戦3連敗中だった首位・筑波大は駒澤大に3-1で勝利し、公式戦4戦ぶりの白星。2位と勝ち点1差で首位の座を守った。また残留争いでは慶應義塾大が9戦ぶりの白星で降格圏を脱出。10位に留まっていた日本体育大がついに降格圏の11位へ転落した。
筑波大は公式戦4戦ぶりの勝利を飾った。天皇杯・大宮戦で出番のなかったFW北川柊斗(4年=名古屋U18)がPKを含む2得点を挙げ、MF西澤健太(3年=清水ユース)が1得点1アシスト。2-0から1点を返されたが、西澤のCKから北川が頭で決め、3-1で勝利した。敗れた駒澤大は後期開幕2連敗で8位から9位へ後退している。
首位を追う2位・順天堂大は東京国際大を3-2で下した。2-0から後半41分に2-2に追いつかれたが、後半アディショナルタイム3分に劇的決勝点。MF米田隼也(4年=静岡学園高)からリターンを受けたDF原田鉄平(4年=静岡学園高)が自ら決めた。粘りをみせた東国大だが痛恨の敗戦。後期開幕2連勝はならずに3位から、首位と勝ち点9差の4位へ下げた。
勝ち点15で並ぶチーム同士の一戦。7位・明治大は9位・専修大に3-2で勝利し、後期リーグ初白星を飾った。“後期の明治”の快進撃をここからみせることができるか。明大は7位と変わらず、敗れた専大だったが9位から8位へ上がっている。
前半18分にMF柴戸海(4年=市立船橋高・浦和内定)のゴールで明大が先制。同24分にはMF中川諒真(2年=浜松開誠館高)が追加点を挙げる。後半16分にはPKで失点したが、同35分に主将のFW木戸皓貴(4年=東福岡高)がダメ押しの3点目。同42分に2失点目を喫し、1点差に追い詰められたが逃げ切った。
流通経済大は桐蔭横浜大に3-2の逆転勝ち。首位と勝ち点7差を維持し、4位から3位へ順位を上げた。前半18分までにFW石川大地(4年=水戸啓明高)に2点を奪われたが、そこから一気に逆転。前半43分、途中出場から1分後に新潟内定・MF渡邉新太(4年=新潟ユース)が1点を返し、後半には途中出場のMF渋谷峻二郎(3年=流通経済大柏高)が2発の活躍。逆転勝利した。
待望の白星を手にしたのは11位・慶應義塾大。総理大臣杯覇者の法政大を2-1で下し、実に9試合ぶりの白星獲得。8戦ぶりに降格圏を脱出し、10位へ浮上した。なお、この結果により残留圏と最下位・桐蔭横浜大の間は勝ち点5差に開いている。
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