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[プレミアリーグEAST]激しさ、迫力兼備したパスゲーム。先発組が耐えたFC東京U-18、終盤登場の“役者”が勝負決めて首位肉薄

ゲキサカ / 2017年9月25日 18時5分

後半34分、FC東京U-18MF小林幹(10番)が決勝ゴール

[9.24 高円宮杯プレミアリーグEAST第14節 柏U-18 1-2 FC東京U-18 日立柏総合グランド(人工芝)]

 激闘を制したFC東京U-18が首位肉薄――。高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2017プレミアリーグEASTは24日、第14節2日目を行い、5位・柏レイソルU-18(千葉)と3位・FC東京U-18(東京)との一戦は後半34分にU-18日本代表MF小林幹(3年)が決めた決勝点によってFC東京が2-1で競り勝った。FC東京は首位・清水エスパルスユース(静岡)との勝ち点差を1としている。

 試合開始直前、そしてハーフタイムにも人工芝ピッチに大量の水が巻かれていた。それによって“高速ピッチ”と化したグラウンドで繰り広げられたハイスピードのパスゲームと、迫力ある球際の攻防戦。見応え十分の90分間は苦しい時間帯に我慢強く耐え、終盤に“役者たち”が試合を決めたFC東京が制した。

 U-18日本代表のカタール遠征に、柏はトップ昇格カルテットのうちCB中川創主将とMF田中陸(ともに3年)が参加。FC東京もこの日トップチーム昇格内定が発表されたMF品田愛斗とFW原大智(ともに3年)が同遠征に参加しているために不在だった。加えてFC東京は前日のJ3でフル出場したMF平川怜(2年)とFW久保建英(1年)のU-17日本代表コンビ、そしてCB長谷川光基(3年)と小林幹もベンチスタート。だが、立ち上がりから押し込んだFC東京が8分に先制点を奪う。MF横山塁(3年)の右CKをニアサイドへ飛び込んだFW吉田和拓(3年)が頭でゴールへ流し込んだ。

 だが、柏がスピードあるパス交換で徐々にリズムを掴んでいく。中川に加えてCBに怪我人もいたことからDF吉田新(2年)を中央に据えた3バック、トップ昇格の宮本駿晃(3年)と貞廣大輔(2年)をウイングバックとして配置する慣れない布陣でのチャレンジだったが、永井俊太監督が「CBがいないという事情も含めてどうやって守って、どうやって攻撃するか探ったオーガナイズでした。(だが)本当に選手が頑張ってくれました」と讃える内容のサッカーを展開。中盤の底に位置するMF加藤匠人(3年)を中心にボールをテンポ良く動かす柏の攻撃の前にFC東京は的を絞りきれず、MF落合陸(3年)やMF正田徳大(2年)に前を向かれ、仕掛けられるシーンが続いてしまう。

 それでも、FC東京はハードワークの連続から射程範囲に入った相手から厳しいチャージでボールを奪い返すと、後方からテンポの速いパスを繋いで攻撃。FW今村涼一(2年)のミドルシュートや、MF杉山伶央(3年)がインターセプトからクロスへ持ち込むなど2点目のゴールを狙った

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