[プレミアリーグEAST]A代表GKたちに挑戦する柏U-18GK猿田、今は「1個1個の試合を大切に」
ゲキサカ / 2017年9月25日 18時4分
[9.24 高円宮杯プレミアリーグEAST第14節 柏U-18 1-2 FC東京U-18 日立柏総合グランド(人工芝)]
トップチーム昇格内定の柏レイソルU-18GK猿田遥己(3年)は自分が流れを断ち切ることができなかったことを悔やんだ。後半、抜け出したFW久保建英の決定的な左足シュートをファインセーブするなど好守の光った猿田だが、後半34分の失点シーンを悔しがる。
FC東京U-18は後半半ばから前日のJ3先発組を次々と投入。ギアを上げて勝負を決めに来ていた。その中で集中した守りを見せ続けていた猿田だが、PAのこぼれ球に反応した小林幹のシュートを止めることができず。「あそこで小林幹のシュートを止められていれば試合の流れも変わったし、まだ試合のムードとか雰囲気を変えられなかった」と唇を噛んだ。
190cmのサイズを持つ期待の大型守護神は現在、午前中にトップチームの練習に参加し、午後はU-18チームでトレーニングをする毎日。「サッカーに集中できている」という中、肉体強化の成果もあって身体が一回り逞しくなっている印象だ。
プロ入りを控えた今年、プレミアリーグなどの公式戦で流れを変えるセーブをすることなど磨きたい部分がある。それは来年以降を見据えてのことだ。「来年は出場機会が減っていくと思うので、プレミアに出ている間に試合の感覚とか、試合でしかできないことを取り入れていかないといけないので、1個1個の試合を大切にしていきたい」と力を込める。
トップチームには日本代表GK中村航輔をはじめとした先輩GKたちがいる。もちろん、彼らを乗り越えていくことが並大抵の努力では成し遂げられないことは理解しているが、臆すること無くチャレンジする意気込みだ。
「自分もそこを超えることができればA代表ですし、『抜かせない』とか諦めるのではなくて、ポジティブに考えれば自分にとってもプラスになる」。盗めるところを盗み、勝っているものを探し、作り出すこと。偉大な先輩に学び、チャンレンジもしながら力を磨き、柏、そして年代別日本代表での正守護神の座獲得も貪欲に目指していく。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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