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「来場者全員1000円進呈」の大一番に敗れた鈴鹿が監督解任、最終戦はDF藏川が兼任

ゲキサカ / 2017年9月26日 21時2分

プレーイングマネージャーとして大一番に臨むことが発表された鈴鹿アンリミテッドFCのDF藏川洋平(写真は熊本時代)

 東海社会人1部リーグの鈴鹿アンリミテッドFCは25日、小澤宏一監督を解任したと発表した。同クラブは引き分け以上で優勝が決まるという24日のホームFC刈谷戦、観戦者全員に現金1000円を配るという集客策を実施し、1137人の観客が集まった中、1-2で敗れていた。

 クラブの公式サイトを通じて、山岡竜二代表取締役社長がコメントを発表。冒頭では「指導力と人望、人脈を活かし、何度となくチームの危機を救っていただきましたことに、まずは感謝と労いの言葉を贈らせていただきます」と感謝を述べた。

 それでも「今後の全国の強豪たちとのJFL昇格をかけた厳しい戦いを、現状の小澤監督体制で勝ち抜くことは難しい」と決断。その理由として、この3年間で優勝をかけた大一番で刈谷に敗れたこと、昨年の全国地域チャンピオンズリーグ決勝ラウンドの最終戦で、ヴィアティン三重に敗れたことなどを挙げた。

 なお、勝てば優勝が決まるリーグ最終節の常葉大学浜松キャンパス戦では、DF藏川洋平がプレーイングマネジャーを務めると発表されている。
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