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コウチーニョの汚名返上弾で追いつくも…リバプール逆転できず痛恨ドロー

ゲキサカ / 2017年9月27日 6時55分

 背番号10は汚名を返上するように自らゴールを奪取し、試合を振り出しに戻した。前半45分にはカウンターから絶好のチャンスを迎え、アレクサンダー・アーノルドがドリブルで長距離を運んで右のヘンダーソンにスルーパス。ヘンダーソンの折り返しにニアのマネは届かず、サラーが左足で合わせたが枠を捉えられなかった。

 1-1で折り返した後半7分、コウチーニョがゴール左約30mの位置で得たFKを右足で直接狙ったが、GKレブロフが横っ飛びでセーブ。一進一退の展開となるが、GKロリス・カリウスもファインセーブでチームを救う。同8分にはマネが守備網の間にスルーパスを通し、サラーがシュート体勢に入ったが、飛び出したGKレブロフが体をぶつけて防いだ。

 直後はプレーを続けたが、この接触で右膝を痛めたスパルタク・モスクワ主将GKレブロフは後半23分に負傷交代となり、GKアレクサンドル・セリホフがゴールマウスに入った。マネやコウチーニョが決定的な形を演出するが、フィニッシュの精度を欠き、ゴールが遠いリバプール。後半28分には最初の交代カードを切り、マネを下げてFWダニエル・スターリッジがピッチに入った。

 同点狙いか、守備を固める相手にリバプールは怒涛の猛攻をかけ、後半34分、DFアルベルト・モレノのスルーパスからアレクサンダー・アーノルドがワンタッチで左足を振り抜くが、強烈なシュートはゴール右へ。さらに、ペナルティーアーク内で相手ボールを奪ったフィルミーノが振り向きざまに右足ミドルを狙ったが、これも決めきれなかった。

 アディショナルタイムの表示は8分。後半アディショナルタイム6分にはコウチーニョの右後方からのクロスをゴール前のサラーがヘッドで叩いたが、決定的なシュートはGKセリホフが至近距離でビッグセーブ。最後まで押し込んだリバプールは決勝点を奪えないままタイムアップ。試合は1-1の引き分けに終わり、互いに2試合連続ドローとなった。
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