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相手GKの好守連発に苦しむも…均衡破ったのはイグアイン、ユベントスはホームで負けない

ゲキサカ / 2017年9月28日 5時46分

ユベントスがFWゴンサロ・イグアインのゴールなどでオリンピアコスを下した

[9.28 欧州CLグループリーグ第2節 ユベントス2-0オリンピアコス]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグ第2節2日目が27日に行われた。グループDのユベントス(イタリア)対オリンピアコス(ギリシャ)の一戦は、ホームのユベントスが2-0で勝利した。

 グループDはユベントスとバルセロナ(スペイン)が同居。12日の開幕節ではいきなりの直接対決が行われ、ユベントスは0-3で敗戦。欧州CLで初めて黒星発進となっていた。仕切り直しを目指す第2節は、同じく黒星発進となっていたオリンピアコスをホームに迎えての一戦になった。

 前半は粘りのあるオリンピアコスの守備陣に手を焼いた。特にGKシルビオ・プロトが好守を連発。34分のCKを頭で合わせたMFステファノ・ストゥラーロのシュートや同45分のFWパウロ・ディバラの狙いすました左足シュートなど、ことごとく枠外へ弾き出す。前半終了間際にはDFビョルン・エンゲルスのクリアボールがポストを叩く運もオリンピアコスにはあった。

 しかし後半15分から途中出場したFWゴンサロ・イグアインが、嫌な流れを断ち切る先制点を奪う。24分、左サイドをオーバーラップしたDFアレックス・サンドロのクロスをイグアインが押し込む。一度目のシュートはDFに防がれたが、こぼれ球を押し込んで均衡を破る。

 さらに後半35分、イグアインが中央を持ち上がってスルーパスを通すと、反応したディバラは前に出て倒れたプロトをチップキックで外す。ビョルン・エンゲルスにライン手前でかき出されるが、クリアボールをゴール前に詰めたFWマリオ・マンジュキッチが押し込み、リードが2点に広がった。

 守ってもユベントスは、イタリア人選手としてはパオロ・マルディーニ氏をかわして最多となる欧州CL通算110試合出場を達成したGKジャンルイジ・ブッフォンを中心に危なげなく試合を終わらせた。圧倒的な強さを見せるホームでユベントスが今大会初勝利を挙げた。
●欧州CL17-18特集

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