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鹿島の代表CBコンビ攻略の千金V弾! 鳥栖MF福田「小さくてもヘディングで決められると証明できた」

ゲキサカ / 2017年9月30日 18時26分

決勝ゴールを決めた鳥栖MF福田晃斗

[9.30 J1第28節 鳥栖1-0鹿島 ベアスタ]

 プロ5年目で得点力が開花している。サガン鳥栖のMF福田晃斗は後半35分にジャンプ一番、技ありのヘディングゴール。Jリーグ初得点となった6月25日の第16節・浦和戦(2-1)、8月5日の第20節・清水戦(2-1)に続く今季3得点目は、5連勝中の首位鹿島アントラーズを破る貴重な決勝弾となった。

 福田は後半35分に右サイドでボールを引き出し、ドリブルから裏へ走るMF安庸佑にスルーパス。そのまま足を止めずにPA内中央へ駆け上がり、鹿島DF植田直通の死角にポジションを取る。安庸佑からバックパスを受けたFW田川亨介が中央を確認してクロスを送ると、フリーで待っていた福田は170cmの体を伸ばしたジャンプから頭でゴール左へと叩き込んだ。

 攻撃の起点とフィニッシュの両方をこなし、日本代表のDF昌子源と植田を擁する鹿島守備陣を攻略。試合後のヒーローインタビューでは「身長が小さくてもヘディングで決められるということを証明できました」と、ポジショニングの工夫が生んだ自身の得点に胸を張った。

 ただ、9位にとどまるチームの現状には満足していない。「どこが相手というよりも勝てたことが一番ですし、まだまだ上位に行くために1勝1勝積み重ねていければいいかなと思います」。福田は上位追撃に向け、「まだまだゴール前の課題もありますけど、もっと得点に絡んで守備はいつも通りして、貢献できるように頑張ります」と、攻守両面でのさらなるパフォーマンス向上を誓った。
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