[adidas cup Tokyo]清水桜が丘が佐野日大との好ゲームを「勝ち切る」!選手権予選へ向けて弾みの1勝
ゲキサカ / 2017年9月30日 23時18分
だが、佐野日大も速攻からフィニッシュを枠へ打ち込んで清水桜が丘ゴールを脅かす。34分には抜け出した篠原が決定的な右足シュート。これもGK眞杉の足に阻まれたが、後半は高い位置でのボール奪取から相手の背後を突く攻撃や、FW山田大樹(2年)の高さを活かした攻撃が形となり、チャンスの数を増やした。
清水桜が丘はFW杉山雄飛(3年)の決定的なヘッドがポストを叩いたほか、精力的にサイドを駆け上がった右SB味岡元輝(3年)がクロスまで持ち込むなど2点目を狙い続けたが、後半は判断ミスが増えてチャンスで攻めきれないシーンも。すると、26分に佐野日大が同点に追いつく。右オープンスペースへ抜け出した篠原のクロスにファーサイドのMF生澤勇人(3年)が身体ごと飛び込んでゴールを破った。
勢いに乗る佐野日大は34分、前線で山田が競り勝ち、抜け出したFW川村幸弘(3年)が右足シュート。だが、これがポストに弾かれてしまう。すると直後の35分、清水桜が丘はGK眞杉がキャッチングから素早く右サイドの白井へ展開。前を向いた白井のスルーパスから、俊足MF松下が右足シュートをゴール左隅へ流し込んで決勝点が決まった。
今回、清水桜が丘は2年生CB安居院旺洞(2年)を除くと全て3年生のメンバーで遠征を実施。プリンスリーグで結果が出ずにポジティブになりきれない部分もあったようだが、3年生たちが良く声を出しながらチームを高め、結果につなげようとしている。眞杉は間近に迫っている選手権予選へ向けて「勝ちたい、勝ちたいと思っていると、どこかで空回りしてしまう。まずは目の前の一戦一戦を勝ち抜きたい」。目の前の試合でしっかりと力を出し切り、勝ち上がることを誓っていた。
そして、1年時から主軸の白井は「全員が同じ量の責任というか、一人の人の責任ではなくて、全員が責任を持つことができれば。戦術・技術も大事ですけれど、全員が責任を持つことが選手権に向けて大事だと思う。3年生全員でそのような雰囲気を持っていけるようにしたい」。1年生の台頭などにも注目の清水桜が丘だが、この試合のように、3年生たちが中心になって、技術力、走力、逞しさでも相手を上回って勝ち続ける。
(取材・文 吉田太郎)
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