[国体少年男子]決定的なピンチ逃れた直後の先制弾皮切りに4発!兵庫県が石川県を振り切る
ゲキサカ / 2017年10月2日 10時9分
[10.1 国体少年男子1回戦 兵庫県 4-0 石川県 新居浜市営サッカー場2G]
1日、第72回国民体育大会 「愛顔つなぐえひめ国体」サッカー競技少年男子の部1回戦が行われた。3度目の優勝を目指す兵庫県が、後半の4得点によって石川県に4-0で快勝。兵庫県は2日の2回戦で茨城県と対戦する。
0-0の後半14分、石川県は右SB永田貫太(鵬学園高1年)のラストパスを中央のFW愛宕翔己(金沢U-18、1年)が流し込もうとする。兵庫県に押し込まれる展開の中、GK上田樹(金沢U-18、1年)を中心に粘り強く守り、永田のクロスやMF岩岸宗志(星稜高2年)、MF川口拓真(金沢U-18、1年)の仕掛けなどから一発を狙った石川県が迎えた絶好の先制チャンス。だが、混戦からこぼれ球をつついた一撃は、兵庫県の右SB岩崎英次(C大阪U-18、1年)がゴールライン手前でかき出す。
大ピンチを逃れた兵庫県は直後の15分、MF臼井勇気(神戸U-18、1年)の左足シュートのこぼれ球をFW望月想空(関西学院高1年)が豪快に左足で蹴り込んで先制する。待望の1点を奪った兵庫県は3分後の18分にも臼井が右足シュートをゴール左隅に決めて2-0とした。
兵庫県はさらに21分、FW木村勇大(大阪桐蔭高2年)が角度の無い位置から豪快に決めて3点差。31分にもSB杉浦篤生(関西学院高1年)のパスで抜け出した木村が右足で決めて4-0で初戦を突破した。
兵庫県はこの日、U-16日本代表MF小田裕太郎が不在でU-15日本代表MF山内翔(ともに神戸U-18、1年)が負傷欠場。GK多久美景紀(神戸U-18、1年)も開幕直前に負傷と、チーム状況は厳しい。それでも、間違いなく発奮しているイレブンが仲間の思いも込めて、激戦トーナメントを勝ちぬく。
(取材・文 吉田太郎)●第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」特集
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