GK谷晃生「危機感はある」U-17“サプライズ選出”のライバル2人にも刺激
ゲキサカ / 2017年10月2日 7時7分
[10.1 練習試合 U-17日本代表1-0常葉大浜松キャンパスサッカー部 御前崎ネクスタフィールド]
競争を歓迎した。188cm、81kgと恵まれた体格でゴールマウスを守るGK谷晃生(G大阪ユース)は練習試合1本目の35分間を無失点に抑えた。チーム発足以来、守護神として君臨してきた背番号1は「危機感はある。危機感を感じながらいい練習ができている」と、定位置を争うライバルに刺激を受けている。
自身以外のGK2人は“サプライズ選出”。2本目に先発したGK梅田透吾(清水ユース)はこれが初招集。3本目に入った02年生まれのGK鈴木彩艶(浦和Jrユース)は唯一、中学生からの飛び級でU-17代表メンバーに選ばれた。練習試合では3人がそれぞれ無失点に抑え、大学生を相手に完封勝利。それでも、試合の中の1つのパスミスを「もったいなかった」と何度も悔やみ、表情は晴れなかった。
階段を駆け上がっている。高校2年生の谷は今季、高円宮杯プレミアリーグには登録されず、G大阪U-23チームの一員として開幕から4戦連続で先発。6月からはトップチームの練習に参加し、ルヴァン杯準々決勝ではベンチ入りを果たした。しかし、公式戦出場からは遠ざかっており、「試合にはあまり関わっていないので、正直自分がどこまでできるのかわからない」と葛藤はある。
それでもトップのレベルを知ることには意義がある。背中を追うGK東口順昭をはじめ、MF井手口陽介やMF倉田秋らA代表選手を各ポジションに擁するレベルの高いガンバの環境に「練習でも自分が成長しているのは実感できる」と充実感。特に「スピード感」に成長を感じているという谷は「上のカテゴリーにいくとシュートの威力やタイミングが全然変わってくる。その中での準備や対応する力がついてきている」と胸を張った。
上のカテゴリーで磨いた力を本大会で証明し、世界の猛者たちを封じ込める。決意を胸に決戦の地インドへ。まずは8日に行われる初戦ホンジュラス戦に照準を合わせ、「自分たち一人ひとりに役割があるので、それを実行してプレーできたら。あと一週間、最高の準備をしたい」と力を込めた。
(取材・文 佐藤亜希子)
●U-17W杯インド2017特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
町田が再び首位浮上!! 国立敗戦から一気に先発5人変更、韓国人2トップ揃い踏みでFC東京撃破
ゲキサカ / 2024年4月21日 16時58分
-
トップ昇格3選手先発の広島ユースが後半に3ゴール。プレミア初参戦の岡山U-18を下し、開幕2連勝
ゲキサカ / 2024年4月15日 9時15分
-
五輪予選直前に出番到来…先発抜擢から2戦2勝のGK野澤大志ブランドン「どれだけGKが安定感をもたらせるか」
ゲキサカ / 2024年4月8日 6時0分
-
「シンプルに最初は緊張しました」町田一筋・プロ7年目GK福井光輝がスクランブルJ1デビュー
ゲキサカ / 2024年4月7日 23時35分
-
川口能活×楢﨑正剛の再来なるか 日本代表、「2大GK時代」突入への予感【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月5日 15時30分
ランキング
-
1連敗の阪神・岡田監督「フォアボールが絡むよな、点が入る時に」木浪のライナー帰塁判断「そら難しいよ」
スポニチアネックス / 2024年5月4日 21時42分
-
2【マリーゴールド】ロッシー小川氏 ノアへの再参戦は「要望があれば、また来ますよ」
東スポWEB / 2024年5月5日 6時8分
-
3【ボクシング】西田凌佑がプロ9戦目で世界王座を獲得 バンタム級世界王者は3人が日本人に
スポニチアネックス / 2024年5月4日 18時39分
-
4大谷翔平がまたポルシェ贈呈!しかし… もらった監督がお茶目に公開、米記者「おもちゃの車だ」
THE ANSWER / 2024年5月5日 9時44分
-
5U―23大岩剛監督、OA枠活用かどうかは「本当にフラットな状態」…大会を通じて「選手たちが非常に成長」
スポーツ報知 / 2024年5月5日 0時49分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください