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[国体少年男子]「何が何でも止めてやる」。雨中で大応援の今治東の仲間に、愛媛県CB大谷が感謝の好守

ゲキサカ / 2017年10月2日 20時46分

(写真協力=高校サッカー年鑑)

[10.2 国体少年男子2回戦 愛媛県 2-1 岐阜県 新居浜市営サッカー場1G]

 愛媛県はDF陣がゴール前で見せた身体を張った守り、粘り強さも初戦突破の大きな要因となった。CB大谷一真(今治東中等教育学校、高1)は「試合前からCBの(武井)邑馬(愛媛U-18、1年)と難しい状況になるけれど、俺らから守って攻撃の人に勇気とかを与えていこうと話していました」と振り返る。

 岐阜県CBのキックの質が高く、サイドへ振られた愛媛県はゴール前までボールを運ばれ、ワンツーで崩されかけてもいたが、誰かがカバーしてクリア。シュートに対しては身体を投げ出してでもブロックしようとしていた。GK井出憲次朗(1年)のファインセーブなどもあってゴールを守った愛媛県は後半3分に先制点こそ許したものの、その後2得点を奪い返して逆転勝ち。初戦を突破した。

 この日、会場では今治東中等教育学校サッカー部の1、2年生たちが来場。大粒の雨に打たれながら大応援を繰り広げていた。大谷は「この雨の中で、地元開催で、これだけ大勢の人の応援。試合前から一人だけ燃えていて、『何が何でも止めてやる』と思っていました」と説明する。そのCBは上手く助走をつけてからのヘディングによって空中戦で幾度も勝利。また、小学生時代からのチームメートである愛媛県DF陣の動きを理解しながらチャレンジ、カバーリングをして要所を封じ続けた。

 大谷は試合後、今治東のチームメートたちに「ありがとう」と感謝。次の準々決勝も応援に駆けつけるという仲間たちの前で再び好守を見せて、「本当にたくさんの応援の人が来てくれるんで、その応援に応えられるようにしたい」という目標を達成する。

(取材・文 吉田太郎)●第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」特集

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