[国体少年男子]青森県執念の猛攻も、広島県が走り勝つ!激闘制した前回王者が2連覇王手!
ゲキサカ / 2017年10月4日 19時9分
広島県は「走り続けるのが広島のスタイルなので、それをやり続けたら勝てる。この国体ではチャレンジ&カバーを意識して、声を掛け続けるというところも意識してできている」というDFリーダー、疋田勝人(広島皆実高2年)を中心にゴール前で隙を見せず、献身的な走りを貫く影山や終盤に負傷しながらも跳躍を繰り返していた大堀らが一丸となって戦い続ける。
そして、広島県は前掛かりになった青森県からボールを奪い取ると、試合終盤でも前へ出る力を見せてビッグチャンスを作った。だが、これを決めきることができない。互いが勝利への執念をぶつけ合った終盤。青森県は31分、左CKのこぼれに藤原が反応するが、広島県は3人がかりのタックルでシュートをブロックする。青森県は34分にも右FKをファーサイドのCB橋本峻弥(青森山田高2年)が頭で合わせたが、広島県GK青木が触れたボールはポストを叩いた。
青森県はチャンスを作る一方でピンチの連続。懸命に守備に戻り、何とか防いで相手ゴールを目指したが、広島県の集中力は途切れず、最後まで走り続けてくる。後半ラストプレーで青森県MF藤原が放ったヘディングシュートもGK正面。そして試合終了の笛が鳴り響いた。
広島県の疋田は「終盤は耐えて、耐えてという感じだったんですけど、ずっと後ろは声掛け続けて、抑えられて良かったです。(ピンチはあったが)最後まで諦めずに絶対にゼロで行こうと。(累積警告で出場停止の細谷) 航平のためにも勝って絶対に決勝へ繋げるという気持ちでやったので良かったです」と胸を張った。
連覇まであと1勝。疋田は「決勝でもいつもの走って戦う広島のスタイルを貫いて絶対に優勝したいです」と語り、影山は「自分たちができることは一戦に懸けることだと思うので一戦必勝を心に留めてやっていきたい」。決勝でも観衆を感動させるくらいの走り、頑張り続け、それにボールを動かし、相手の隙を突く部分も加えて、広島らしく勝つ。
(取材・文 吉田太郎)●第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」特集
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