[国体少年男子]同年代の選手に「負ける気はない」、神奈川の左SB岩井が“決勝PK”演出
ゲキサカ / 2017年10月6日 15時55分
[10.5 国体少年男子決勝戦 広島県 0-1(延長) 神奈川県 西条市ひうち陸上競技場]
大会を通じてハイパフォーマンスを続けていた神奈川県の左SB岩井龍翔司(横浜FMユース、1年)が決勝点を演出した。
0-0で突入した延長戦の後半6分、相手3バックの戻りの遅れを感じていたという岩井はDFライン後方へ左足でロングボールを入れる。加速してDFのわずかに前に出た宮城を広島県DFがファウルで止めてしまい、PKに。これを宮城が右足で決めて待望の先制点が生まれた。
正確なキックによって相手をひっくり返す形で“決勝PK”を演出した岩井は「(広島の3バックの)真ん中の選手と左の選手が疲れて戻りきれていなかった。(宮城)天がその時に上手く動き出して、ここに出してという合図を出してくれたので、そこへ自分の武器である左足で落とせて、点になって良かった」と喜んだ。
今大会は初戦から1対1など対人プレーの強さを発揮し続けていた。大舞台でも物怖じしないSBはこの日もチャンスと見るやグイグイと前に出てクロスやシュートへ持ち込んでいたほか、攻撃の起点となる左足キックでも貢献度が高かった。試合終盤、自分が仕留めに行くことで気合も表現したかったという岩井。闘争心をピッチで発揮しつつ、決勝PK獲得のシーンのように、冷静に相手の状況を見てチャンスに結びつける力も光っていた。
「前はあまり1対1で強くなかった。でも、3年生のプレミアリーグとか出してもらって、それで色々自分のプレーとか磨くことができて、さらに自分の上手くないプレーとかも一生懸命やることによって身についてきた。今、同年代の選手とやっても負ける気はないです」
もちろん、課題をもって改善してくことも必要。だが、同時に、同世代の選手に負けないという自信を深めた左SBは横浜FMでの活躍を誓う。「プレミアで残留争いをしているのでプレミアで残っていけるように勝っていきたい。自分としては1対1の強さを磨いて攻撃参加する時にもっと迫力を持っていきたい」。ハマの強力左SBが次のステージの戦いでも活躍し、さらに上へ飛躍する。
(取材・文 吉田太郎)●第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」特集
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