[国体少年男子]“神がかっていた”神奈川県GK山田、決勝戦でも1対1ストップ
ゲキサカ / 2017年10月6日 16時35分
[10.5 国体少年男子決勝戦 広島県 0-1(延長) 神奈川県 西条市ひうち陸上競技場]
「神がかっていましたね」。GK山田怜於(鎌倉高1年)のビッグセーブについて問われた神奈川県の平塚次郎監督(湘南)は最大級の褒め言葉を送っていた。指揮官もゲーム勘の良さを評価する守護神が、決勝でその洞察力の高さと勇気ある飛び出し、そして勝負強さを発揮。延長戦を含めた90分間を無失点で終えて神奈川県に日本一をもたらした。
前半24分、「引いて守るよりは先に触ることを意識していた」という山田は、DFラインの背後へ飛び出してきた広島県FW鮎川峻(広島ユース、1年)の目前で飛び蹴りのような姿勢でクリア。そして後半10分にはスルーパスで鮎川に抜け出されたが、飛び出した山田がシュートを弾き返した。
「静岡戦も1対1止められて自信になっていたので、あそこで自分の間合いに持って行けて、なおかつタイミングもあって、そこで手が出てと全部状態が揃った中で行けて、あと、自分の中で絶対に勝ちたいというのがあったので守れたと思います」
自身が考えている全ての要素が揃っての“神セーブ”。神奈川県は広島県に計10本のシュートを放たれたものの、山田は最後まで集中してシュートを止め続け、今回の国体で出場した291分間を無失点のまま頂点を勝ち取った。
関東ブロック予選は控えだったこともあり、バタバタしてしまっていた部分もある。キックミスなどもあった。だが、「国体の中で伸びてきたのはDFラインとの声がけだったり、コミュニケーションが上手くなってきたかなというのがあって、自分の強みになってきた」という古豪・鎌倉高のGKは、日本一の自信を持ってまた次の目標へ向かっていく。
(取材・文 吉田太郎)●第72回国民体育大会「愛顔つなぐえひめ国体」特集
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